Java を使用してデータベースプロパティにアクセスする

Database のプロパティにアクセスするには、次のメソッドを使用します。

  • getACL は、データベースのアクセス制御リストを表す ACL オブジェクトを返します。「アクセス制御リストを確認、調整する」を参照してください。
  • getACLActivityList は、アクセス制御リストのログが保存された String オブジェクトの Vector を返します。

  • getAgents (データベースが開かれている必要があります) は、データベース内のすべてのエージェントを表す Agent オブジェクトの java.util.Vector を返します。「エージェントにアクセスする」を参照してください。
  • getAllDocuments (データベースが開かれている必要があります) は、データベース内のすべての文書を表す DocumentCollection オブジェクトを返します。「すべての文書とすべての未処理文書を収集する」を参照してください。
  • getCategories は、データベースにあるカテゴリを含む String 型の値を返します。setCategories (データベースが開かれている必要があります) は、データベースのカテゴリを String 型の値に設定します。
  • getCreated は、データベースが作成された日時を表す DateTime オブジェクトを返します。
  • getCurrentAccessLevel は、データベースに対するユーザーのアクセスレベルを表す int 型の値を返します。「アクセス制御リストを確認、調整する」を参照してください。
  • getDesignTemplateName は、設計テンプレートがある場合は、その名前を含む String 型の値を返します。
  • getFileFormat は、データベースの ODS (on-disk structure) バージョンを含む int 型の値を返します。

  • getFileName は、データベースファイル名を含む String 型の値を返します。
  • getFilePath は、データベースファイルのパスを含む String 型の値を返します。
  • getFolderRefsEnabled は、このデータベースがフォルダの参照を保守管理する場合 true を返します。
  • getForms は、データベース内のフォームを表す Form オブジェクトの java.util.Vector を返します。「フォームにアクセスする」を参照してください。
  • getFTIndexFrequency は、データベースの全文索引の更新頻度を含む int 型の値を返します。setFTIndexFrequency (データベースが開かれている必要があります) は更新頻度を設定します。

  • getHTTPURL は、データベースの HTTP URL を含む String 型の値を返します。

  • isClusterReplication プロパティは、クラスタ内のサーバー上のデータベースに対してクラスタの複製が有効な場合は true を返します。setClusterReplication プロパティ (データベースは開いておく必要があります) は、クラスタの複製を設定します。

  • isConfigurationDirectory プロパティは、データベースが Configuration Directory データベースの場合は true です。

  • isCurrentAccessPublicReader プロパティは、現在のユーザーがデータベースに対するパブリック読み込みアクセス権限を持っている場合に true を返します。

  • isCurrentAccessPublicWriter プロパティは、現在のユーザーがデータベースに対するパブリック書き込みアクセス権限を持っている場合に true を返します。

  • isDelayUpdates は、パフォーマンスの向上のためにサーバーの更新が遅延される (バッチ処理される) 場合 true を返します。setDelayUpdates (データベースが開かれている必要があります) を true に設定すると、更新をバッチ処理します。
  • isDirectoryCatalog プロパティは、データベースが Directory Catalog の場合は true を返します。

  • isFTIndexed は、データベースに全文索引が作成されている場合 true を返します。
  • isInMultiDbIndexing は、データベースが "Include in multi-database indexing" に設定されている場合は true を返します。setInMultiDbIndexing (データベースが開かれている必要があります) は、データベースを "Include in multi-database indexing" に設定します。

  • isInService は、クラスタ内のサーバーのデータベースにアクセス可能な場合は true を返します。setInService (データベースが開かれている必要があります) は、データベースをアクセス可能にします。

  • isLink は、データベースがリンク先の場合に true を返します。

  • isMultiDbSearch は、検索索引がマルチデータベース索引の場合 true を返します。
  • isOpen は、データベースが開かれている場合 true を返します。
  • isPendingDelete は、クラスタ内のサーバーのデータベースに削除マークが付いている場合に true を返します。

  • isPrivateAddressBook は、データベースが個人アドレス帳の場合 true を返します。このメソッドは、Session の getAddressBooks を使用する場合にだけ有効です。
  • isPublicAddressBook は、データベースが Domino ディレクトリの場合 true を返します。このメソッドは、Session の getAddressBooks を使用する場合にだけ有効です。
  • getLastFixup (データベースが開かれている必要があります) は、Fixup タスクによって前回データベースの確認が行われた日付と時間を表す DateTime オブジェクトを返します。

  • getLastFTIndexed (データベースが開かれている必要があります) は、全文検索がある場合にそれが最後に変更された日時を表す DateTime オブジェクトを返します。
  • getLastModified (データベースが開かれている必要があります) は、データベースが最後に変更された日時を表す DateTime オブジェクトを返します。
  • getLimitRevisions (データベースが開かれている必要があります) は、$Revisions フィールド内で認められている最大エントリ数を含む double 型の値を返します。setLimitRevisions は、最大数を設定します。

  • getLimitUpdatedBy (データベースが開かれている必要があります) は、$UpdatedBy フィールド内で認められている最大エントリ数を含む double 型の値を返します。setLimitUpdatedBy は、最大数を返します。

  • getListInDbCatalog は、データベースカタログ内にデータベースが表示される場合は true を返します。setListInDbCatalog (データベースが開かれている必要があります) は、データベースをデータベースカタログ内に表示するかどうかを設定します。

  • getManagers は、データベースへの [管理者] のアクセス権を持つユーザーの名前を含む String 型の値の java.util.Vector を返します。
  • getMaxSize は、データベースに割り当てられた最大サイズを含む long 型の値を返します。
  • getNotesURL は、データベースの Notes URL を含む String 型の値を返します。

  • getParent は、現在の Domino セッションを表す Session オブジェクトを返します。
  • getPercentUsed (正しい値を取得するには、データベースが開かれている必要があります) は、実際にデータの入っているデータベースの合計サイズのパーセンテージを含む double 型の値を返します。
  • getReplicaID は、データベースのレプリカ ID (16 進) を含む String 型の値を返します。
  • getReplication は、このデータベースの複製情報を表す Replication オブジェクトを返します。
  • getServer は、データベースが置かれているサーバーの名前を含む String 型の値か、ローカルディレクトリについては null を返します。
  • getSize (データベースが開かれている必要があります) は、データベースのバイト単位のサイズを含む double 型の値を返します。
  • getSizeQuota は、データベースサイズの割り当て値がある場合は、これを含む int 型の値を返します。setSizeQuota (データベースが開かれている必要があります) は、データベースサイズの割り当て値を int 型の値に設定します。setSizeQuota を使用するには、システム管理者でなければなりません。
  • getSizeWarning は、データベースのサイズ限界値に関する警告を含む long 型の値を返します。setSizeWarning は、限界値を設定します。

  • getTemplateName は、データベースがテンプレートである場合に、テンプレート名を含む String 型の値を返します。
  • getTitle は、データベースのタイトルを含む String 型の値を返します。setTitle (データベースが開かれている必要があります) は、タイトルを設定します。
  • getType (データベースが開かれている必要があります) は、データベースの種類を含む int 型の値を返します。

  • getUndeleteExpireTime は、一時的な削除が永久的な削除に変わるまでの時間数を含む int 型の値を返します。setUndeleteExpireTime は時間数を設定します。

  • getViews は、データベース内の名前付きのビューを表す View オブジェクトの java.util.Vector を返します。「ビューやフォルダを検索する」を参照してください。

データベースで Fixup タスクを実行するには、fixup を使用します。

全文索引を作成および削除するには、createFTIndexremoveFTIndex を使用します。