IBM Tivoli Monitoring, バージョン 6.3

属性

属性とは、モニター・エージェントによって測定と報告が行われるアプリケーション・プロパティー (メモリー使用量やメッセージ ID など) です。

属性は、その目的に応じていくつかのグループに編成されています。グループ内の属性は次の 2 つの方法で使用できます。

この章では、一部の属性を 2 回取り上げており、その場合には、2 回目の属性名の後に (Unicode) という指定を入れています。これらの Unicode 属性は、グローバル化されたデータにアクセスするために作成された属性です。

属性と属性グループの使用方法について詳しくは、「IBM Tivoli Monitoring ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

属性グループおよび属性

属性とは、管理対象オブジェクト (ノード) の特性です。例えば、ディスク名は、管理対象オブジェクトであるディスクの属性です。

属性を使用して、ご使用のネッ トワーク管理対象システムのパフォーマンスをモニターするシチュエーションを構築します。あるシチュエーションで選択した属性の値がしき い値設定を超えたとき、エージェントは、Tivoli Enterprise Portal コンソ ールにアラートを通知し、ユーザーに問題を通知します。

属性グループには、「システム名」および「タイム・スタンプ」属性が含まれます。 これらの属性について以下の項目で説明します。
システム名
管理対象システム名。 形式は、hostname:agent_code です。 例として、spark:KUX または deux.raleigh.ibm.com:KUX が組み込まれています。ワークスペース照会では、この属性はワークスペースにデータを取り込むために、値 $NODE$ と等しい値に設定されます。通常、この属性は、特定の管理対象システム用にシチュエーションをカスタマイズする必要がない限り、シチュエーションには含まれません。
タイム・スタンプ
モニター対象システムで設定されている情報をエージェントが収集する日時。 SCAN および STR 関数で使用されるタイム・スタンプは、CYYMMDDHHMMSSmmm 形式です (1020315064501000 は 2002 年 3 月 15 日の 06:45:01 を表します)。各部の意味は次のとおりです。
  • C = 世紀 (0=20 世紀)
  • YY = 年
  • MM = 月 (01 から 12)
  • DD = 日 (01 から 31)
  • HH = 時間、24 時間表示 (00 から 23)
  • MM = 分
  • SS = 秒
  • mmm = ミリ秒
注: この章では、一部の属性を 2 回取り上げており、その場合には、2 回目の属性名の後に (Unicode) という指定を入れています。これらの Unicode 属性は、グローバル化されたデータにアクセスするために作成された属性です。


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