switch

switch コンポーネントを使用して、指定したどの条件が満たされているかに基づいて、アセンブリーの多数のセクションのうちの 1 つを実行します。

switch 構成体では、複数の条件に基づいてアセンブリーをブランチ処理することができます。各 switch コンポーネントには、ケースによって指定された条件または操作が満たされるか使用される場合にのみ実行されるアセンブリーのセクションにそれぞれ対応する複数のケースが含まれています。さらに、いずれのケースも満たされない場合は、「それ以外の場合」ケースが実行されます。

「+ ケース」をクリックして新規ケースを追加し、「+ それ以外の場合」をクリックして「それ以外の場合」ケースを追加します。

複数のケースが満たされる場合は、最も優先順位が高いケースが実行されます。ケースの優先順位を変更するには、「上へ移動」 「上へ移動」アイコン アイコンおよび「下へ移動」 「下へ移動」アイコン アイコンをクリックします。

特定の操作が呼ばれた場合にケースが実行されるように構成するには、「操作の検索」フィールドを使用して、リストから操作を選択します。「操作の検索」フィールドに入力することで、検索の結果を絞り込むことができます。

JavaScript または GatewayScript の条件に基づいてケースが実行されるように構成するには、「条件の編集」をクリックして、「条件エディター」ウィンドウにスクリプトを入力します。スクリプトを指定したら、そのスクリプトを「条件」フィールドで編集することも、「条件の編集」をクリックして編集することもできます。

「条件」フィールドで変数を参照するには、apim.getvariable('context.location.variable') という形式を使用します。ここで、context は参照するコンテキスト、location はそのコンテキスト内の変数の場所、variable は変数の名前です。

ケースを削除するには、「ケースの削除」アイコン 「ケースの削除」アイコン をクリックします。

ケースの条件が満たされた場合に 1 つ以上のポリシーまたは構成体を実行するには、switch 構成体のそのケースのセクション内に表示されている破線のボックスの 1 つに新しいポリシーまたは構成体をドラッグします。

構成体のプロパティーの詳細

アセンブル・ビューのプロパティー・シートで、構成体のプロパティーを構成できます。

表 1. switch 構成体のプロパティー
プロパティー 必須 説明
タイトル いいえ キャンバスにユーザーの構成体が表示される際の、その構成体のカスタム・タイトル。タイトルが指定されていない場合は、if がデフォルトで使用されます。
説明 いいえ 構成体の説明。これはキャンバスに表示されません。
case はい (複数可)

1 つ以上の操作を指定するか、条件のスクリプトを記述します。

JavaScript (Micro Gateway を使用する場合) または GatewayScript (DataPower® Gateway を使用する場合) を使用して条件を指定します。条件を生成するために使用できるコンテキスト変数のリストについては、API Connect のコンテキスト変数を参照してください。

それ以外の場合 いいえ 他のケースが満たされない場合にアセンブリーのセクションを実行する場合は、それ以外の場合のケースを追加します。
タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2017 年 10 月 31 日