Set Variable (set-variable)

Set Variable ポリシーを使用して、ランタイム変数をストリング値に設定したり、ランタイム変数をクリアしたり、ヘッダー変数を追加したりします。

概要

このポリシーを以下の API フローに付加できます。
  • REST
  • SOAP

プロパティー

以下の表に、このポリシーのプロパティーをリストします。表には、プロパティーが必須かどうか、入力用の有効な値とデフォルト値、および値のデータ型が示されています。

表 1. Set Variable ポリシーのプロパティー
プロパティー・ラベル 必須 説明 データ型
タイトル いいえ ポリシーのタイトル。

デフォルト値は、set-variable です。

ストリング
説明 いいえ ポリシーの説明。 ストリング
アクション はい ランタイム変数に関して適用するアクションを定義します。
有効は値は以下のとおりです。
  • Set: ランタイム変数をストリング値に設定することを示します。新規ヘッダーの設定や既存の値のオーバーライドを行うために使用できます。
  • Add: ヘッダー変数を追加することを示します。新規ヘッダーの設定や同じヘッダー名の新規項目の追加を行うためにのみ使用できます。
  • Clear: ランタイム変数を削除することを示します。アセンブリー・フロー内でデータが処理されているときに、そのヘッダーを削除するために使用できます。

デフォルト値は、Set です。

ストリング
変数名 はい ストリング値に設定する変数の名前か、追加またはクリアする変数の名前を指定します。 ストリング
はい* この値を指定した変数に割り振ります。リテラル値か、別の変数を指定できます。

* 「値」が必要となるのは、Set または Add がアクションとして指定されている場合のみです。

例えば、名前付き変数の billing-hostname をリテラル値に設定するには、「値」acme.com として指定できます。

別の例として、名前付き変数を要求内の Content-Type ヘッダーの値に設定 するには、「値」のエントリーを $(request.headers.content-type) として指定できます。

注: 設定できるのは、単一ストリングのエレメントのみです。値は、ストリングとして取得されるため、ノード・セット全体を複製することはできません。
ストリング
タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2017 年 10 月 31 日