DataPower Gateway のみValidate (validate)

Validate ポリシーを使用して、アセンブリー・フロー内のペイロードを JSON または XML スキーマと突き合わせて検証します。
制約事項: Validate ポリシーは、DataPower® Gateway にのみ使用できます。

Validate は message.body 変数のみを処理し、他の出力/コンテキスト変数は処理しません。invoke ポリシーに構成済みの応答オブジェクト変数が含まれている場合、message.body は設定されず、validate は機能することができません。

概要

このポリシーを以下の API フローに付加できます。
  • REST
このポリシーは、以下のようにアセンブリー・フロー内の必要な場所に配置します。
  • 元の入力を検証するには、Validate ポリシーをフローの最初に配置します。
  • 他の呼び出しアクションまたはタスクから返される中間応答を検証するには、Validate ポリシーをそれらのアクションまたはタスクの後に配置します。
  • クライアント・アプリケーションに返される応答を検証するには、Validate ポリシーをその応答を照合するタスクの後に配置します。

API レベルで指定されているスキーマ定義のセットか、操作レベルで指定されているスキーマ定義から選択して、異なる OpenAPI (Swagger 2.0) スキーマ定義を個々の Validate ポリシーに適用できます。

プロパティー

以下の表に、このポリシーのプロパティーをリストします。表には、プロパティーが必須かどうか、入力用の有効な値とデフォルト値、および値のデータ型が示されています。

表 1. Validate ポリシーのプロパティー
プロパティー・ラベル 必須 説明 データ型
タイトル はい ポリシーのタイトル。

デフォルト値は、validate です。

ストリング
説明 いいえ ポリシーの説明。 ストリング
定義 はい ペイロードを検証するために使用するスキーマ定義を指定します。
有効は値は以下のとおりです。
  • request: この操作に対する要求パラメーターの「タイプ」フィールドに指定されているスキーマ定義に照らして要求の入力を検証するには、この値を選択します。要求パラメーターの作成方法について詳しくは、操作の構成を参照してください。
  • response: この操作に対する応答パラメーターの「スキーマ」フィールドに指定されているスキーマ定義に照らして、クライアント・アプリケーションに返される応答を検証するには、この値を選択します。応答パラメーターの作成方法について詳しくは、操作の構成を参照してください。
  • #/definitions/definition_name: アセンブリー・フロー内の他の呼び出しアクションまたはタスクから返されるペイロードを検証するために、以前に定義したスキーマを使用する場合は、この値を選択します。
ストリング
タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2017 年 10 月 31 日