DataPower Gateway のみredact

redact ポリシーを使用して、要求の本文、応答の本文、およびアクティビティー・ログから、指定されたフィールドを完全に削除するか、それらのフィールドを編集します。法律、 セキュリティー、その他の理由により、機密データ (例えば、 クレジット・カードの詳細) を削除またはブロックするためにこのポリシーは役立ちます。

編集ポリシーの形式は次のとおりです。
- redact:
  title: title
  description: description
  actions:
    - action: remove_or_redact
      from: 
        - where_the_redaction_is_to_be_applied
      path: XPath_expression_for_field_to_remove_or_redact
                     .
                     .
                     .
           further action/from/path combinations
                     .
                     .
                     .

任意の数だけ action/from/path の組み合わせを指定できます。

以下の表に、このポリシーのプロパティーを示します。
表 1. redact ポリシーのプロパティー
プロパティー 必須 説明 データ型
title いいえ ポリシーのタイトル。 ストリング
description いいえ ポリシーの説明。 ストリング
action いいえ フィールドを削除するか、編集するか指定します。
有効は値は以下のとおりです。
  • remove: 指定したフィールドを完全に削除します。
  • redact: データを見えなくするためにフィールドを編集 (「*」で難読化) します。

デフォルト値は、redact です。

注: 数値を編集すると、編集された値は ****** と示され、型はストリングに変更されます。
ストリング
from いいえ 編集が適用される場所を決定します。
有効は値は以下のとおりです。
  • all: 要求の本文、応答の本文、およびアクティビティー・ログに編集を適用します。
  • request: 要求の本文にのみ編集を適用します。
  • response: 応答の本文にのみ編集を適用します。
  • logs: アクティビティー・ログにのみ編集を適用します。

1 つ以上の値を指定できます。デフォルト値は、all です。

ブール
path はい 削除または編集を行うフィールドを定義する XPath 式を指定します。

API 要求および応答で JSON 形式と XML 形式のいずれを使用しているかにより、JSON または XML に基づいた XPath 式を作成できます。ペイロードが JSON の場合、JSON コンテンツの DataPower XML 表記 (JSONx) を使用して式を作成します。

注: JSONx 表記は、削除または編集を行うフィールドの XPath 式を識別するためにのみ使用します。API Manager 内のいずれの応答本文の形式も変更しないでください。

JSON または XML に基づいて XPath 式を作成する方法について詳しくは、フィールドを編集するための XPath 式の作成を参照してください。

ストリング

# Specify separate remove and redact actions

- redact:
  title: remove secret field, redact address
  actions:
    - action: remove
      from: 
        - all
      path: /document/user/secret
    - action: redact
      from: 
        - request
        - response
      path: //*[@name='secondaryAddress']/*[@name='streetAddress']
タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2017 年 10 月 31 日