ユーザー・レジストリーの処理

ご使用の API Connect カタログを保護するには、ユーザー・レジストリーを使用して認証します。

このタスクについて

以下のステップを実行して、ユーザー・レジストリーを使用して API Connect カタログを保護します。
重要: IBM® API Connect for IBM Cloud™ (SaaS オファリング)を使用している場合、使用する LDAP レジストリーは、インターネット上で見ることができる必要があり、社内イントラネット内からのみアクセス可能にすることはできません。

手順

開発者ポータルで使用するユーザー・レジストリーの設定を変更するには、以下のステップを実行します。

  1. 前に UI ナビゲーション・ペインをピン留めしていなかった場合は、「ナビゲート先」アイコン 「ナビゲート先」アイコンをクリックします。 API Manager UI ナビゲーション・ペインが開きます。UI ナビゲーション・ペインをピン留めするには、「メニューのピン留め」アイコン 「メニューのピン留め」アイコン をクリックします。
  2. 使用するカタログを API Manager「ダッシュボード」セクションで選択します。
  3. 「設定」タブを開き、次に「ポータル」タブを開きます。
  4. 「ポータル」タブの「ユーザーの登録と招待」セクションで、ドロップダウン・メニューを使用して、以下のいずれかのオプションを指定します。
    新規 LDAP レジストリー
    詳しくは、LDAP レジストリーの作成を参照してください。
    新規ローカル・ユーザー・レジストリー
    「新規ローカル・ユーザー・レジストリー」を選択した場合は、「新しいユーザー・レジストリーの作成」ウィンドウが表示されます。
    1. 「表示名」フィールドに、レジストリーの名前を API Manager ユーザー・インターフェースに表示するとおりに入力します。
    2. 「名前」フィールドに、レジストリーの名前を入力します。特殊文字を含めることはできません。
    3. 「説明」フィールドに、レジストリーの説明を入力します。
    4. ユーザー名で大/小文字を区別する場合は、「大/小文字が区別されるユーザー名」トグルを「使用可能」の位置に設定します。
    5. 「作成」をクリックします。
    新規認証 URL
    「新規認証 URL」を選択した場合は、「新規認証 URL」ウィンドウが表示されます。
    1. 「名前」フィールドに URL 名を入力します。
    2. 「表示名」フィールドに、ユーザーに資格情報の指定を求める名前を入力します。
    3. 「レルム」フィールドに、提供する資格情報の追加の詳細を入力します。
    4. 「説明」フィールドに説明を入力します。
    5. 「URL」テキスト・フィールドに URL を入力します。
    6. TLS で認証するには、「TLS プロファイル (TLS Profile)」トグルを「使用可能」の位置に設定し、ドロップダウン・メニューを使用して、以前に作成したプロファイルを選択します。
    7. URL で大/小文字を区別するユーザー名を使用する場合は、「大/小文字が区別されるユーザー名」トグルを「使用可能」の位置に設定します。デフォルトでは、大/小文字の区別のあるユーザー名は使用されません。
    8. 「作成」をクリックします。
  5. 開発者が組織にコラボレーターを招待し、特定のロールを割り当てることができるようにするには、「開発者がコラボレーターを招待し、以下のロールを割り当てるようにする」トグルを「使用可能」の位置に設定します。
  6. 適切なラジオ・ボタンをクリックして、開発者が、招待したコラボレーターに対して割り当てることのできるロールを指定します。 以下のようなオプションがあります。
    閲覧者
    コラボレーターは、開発者ポータルにアクセスし、組織が使用できる API を使用できます。コラボレーターはプランをサブスクライブすることはできません。
    アプリケーション開発者
    コラボレーターは、組織のアプリケーションの作成および編集、クライアント鍵の管理、およびプランのサブスクライブを行うことができます。
    閲覧者およびアプリケーション開発者
    コラボレーターは、開発者が使用できるアクティビティーをすべて実行できます。
  7. 「セルフサービス・オンボーディング」トグルを「使用可能」または「使用不可」の位置に設定することで、開発者が独自のサインアップ・プロセスを実行できるかどうかを指定します。 使用不可にすると、ユーザーは、開発者組織の所有者からの招待がないと、その組織に参加することができません。
  8. 「保存」をクリックして、ユーザー・レジストリーを作成します。

タスクの結果

ユーザー・レジストリーの情報が API Manager に追加されます。 セルフサービス・オンボーディングを選択すると、 セルフサービスの機能が使用可能になります。

次のタスク

これで、API Manager を使用してカタログのグラフ作成と管理を行うことができます。
「タイム・スタンプ」アイコン 最終更新: 2017 年 11 月 1 日