メッセージ・ツリー
メッセージ・ツリーは、メッセージ・フローによって入力メッセージ・ビット・ストリームが受け取られる際に 1 つ以上のパーサーによって作成されるか、またはメッセージ・フロー・ノードのアクションによって作成される構造です。
メッセージは以下を記述するために使用されます。
- アプリケーションにより交換されるビジネス・データのセット
- 事前定義構造内に配置されたエレメントのセット
- バイトの構造化シーケンス
IBM® Integration Bus は、メッセージを論理ツリーに変換した後、それらのメッセージを経路指定および操作します。 構文解析と呼ばれる変換のプロセスにより、メッセージの内容および構造は明瞭になり、後の操作が単純になります。 メッセージの処理後に、パーサーはそれを変換してビット・ストリームに戻します。
IBM Integration Bus には、使用中のさまざまなメッセージング標準を処理するためのさまざまなパーサーが用意されています。
メッセージを構文解析した後に、それはメッセージ・フロー内で処理できます。
論理ツリーには、メッセージと同一の内容が含まれていますが、メッセージ・フロー内でより簡単に操作できます。 メッセージ・フロー・ノードは、ツリーの内容を照会、更新、または作成するためのインターフェースを提供しています。