ブレークポイントの使用

ブレークポイントを使用すると、コマンド・シンタックスの実行をシンタックスの指定したポイントで停止させ、準備ができた時に実行を続けることができます。これにより、出力またはデータをシンタックス・ジョブの中間で表示することができ、また FREQUENCIES のように、現在のデータの状態についての情報を表示するコマンド・シンタックスを実行することができます。ブレークポイントは、コマンド内の特定の行ではなく、コマンドのレベルに対して設定できます。

コマンドにブレークポイントを挿入するには、次の手順を実行します。

  1. コマンドに関連するテキストの左側の領域の任意の場所をクリックします。

    ブレークポイントがコマンド・テキストの左側の領域に赤い円で表示され、クリックした場所に関係なく、コマンド名と同じ行に表示されます。

    図 1. ブレークポイントで停止した実行
    ブレークポイントで停止した実行を表示し、進行標識矢印を表示した「シンタックス・エディター」ウィンドウ。

    ブレークポイントを含むコマンド・シンタックスを実行する場合、ブレークポイントを含む各コマンドの前で実行は停止します。

    コマンド・テキストの左側にある下向き矢印は、シンタックス実行の進行状況を示します。これは実行する最初のコマンドから最後のコマンドの領域に渡って表示され、ブレークポイントを含むコマンド・シンタックスを実行する際に特に便利です。

    ブレークポイントの後で実行を再開するには、次の手順を実行します。

  2. 「シンタックス・エディター」のメニューから、次の項目を選択します。

    「実行」 > 「続行」