Microsoft Word、PowerPoint、および Excel ファイルへの結果のエクスポート

Microsoft Word、PowerPoint、または Excel ファイルに結果をエクスポートできます。「ビューアー」で選択した項目およびすべての項目をエクスポートできます。このセクションでは、msouttut.spv ファイルおよび demo.sav ファイルを使用します。詳しくは、サンプル・ファイルのトピックを参照してください。

: PowerPoint へのエクスポートは、Windows オペレーティング・システムでのみ実行できます。また、Student 版では実行できません。

「ビューアー」のアウトライン・ペインで、エクスポートする特定の項目を選択するか、あるいはすべての項目またはすべての表示項目をエクスポートできます。

図 1. ビューアー
ビューアーの度数分布表
  1. 「ビューアー」メニューから次の項目を選択します。

    「ファイル」 > 「エクスポート...」

    「ビューアー」内のすべてのオブジェクトをエクスポートするのではなく、表示されているオブジェクト (アウトライン・ペインで開いているブック) のみ、またはアウトライン・ペインで選択したオブジェクトのみをエクスポートするように選択できます。アウトライン・ペインで項目を選択しなかった場合は、選択したオブジェクトをエクスポートするためのオプションが表示されません。

    図 2. 「出力のエクスポート」ダイアログ・ボックス
    「出力のエクスポート」ダイアログ・ボックス
  2. 「エクスポートするオブジェクト」グループで「すべて」を選択します。
  3. 「型」ドロップダウン・リストから「Word/RTF (*.doc)」を選択します。
  4. 「OK」をクリックして、Word ファイルを生成します。

生成されたファイルを Word で開くと、結果がどのようにエクスポートされたかを確認できます。すべてのオブジェクトをエクスポートするように選択したため、記録オブジェクト (表示されるオブジェクトではない) が Word に表示されます。

ピボット・テーブルは、元のピボット・テーブルの書式設定 (フォント、色、枠線など) がすべて保持された Word テーブルになります。

図 3. Word で表示されているピボット・テーブル
Word の表として表示されているピボット・テーブル

図表は、Word 文書にグラフィックス・イメージとして組み込まれます。

図 4. Word で表示されている図表
Word でメタファイルとして表示されている図表

テキスト出力は、「ビューアー」でテキスト・オブジェクトに使用したフォントと同じフォントで表示されます。位置合わせが適切に行われるように、テキスト出力には固定ピッチ (モノスペース) フォントを使用する必要があります。

図 5. Word で表示されているテキスト出力
Word で固定ピッチ・フォントで表示されているテキスト出力

PowerPoint ファイルにエクスポートすると、エクスポートした各項目が別々のスライドに配置されます。 PowerPoint にエクスポートされたピボット・テーブルは Word の表になりますが、元のピボット・テーブルの書式設定 (フォント、色、枠線など) はすべて保持されます。

図 6. PowerPoint で表示されているピボット・テーブル
Word の表として表示されているピボット・テーブル

PowerPoint にエクスポートするために選択した図表は、PowerPoint ファイルに組み込まれます。

図 7. PowerPoint で表示されている図表
Microsoft PowerPoint ウィンドウに表示されている図表

: PowerPoint へのエクスポートは、Windows オペレーティング・システムでのみ実行できます。また、Student 版では実行できません。

Excel ファイルにエクスポートすると、結果が異なる方法でエクスポートされます。

図 8. Excel で表示されている OUTPUT.xls
Excel で表示されている OUTPUT.xls ファイル

ピボット・テーブルの行、列、およびセルは、Excel の行、列、およびセルになります。

テキスト出力の各行が Excel ファイルの各 1 行に配置され、各行の内容全体がそれぞれ 1 つのセルに配置されます。

図 9. Excel で表示されているテキスト出力
Excel のセルとして表示されているテキスト出力

次へ