数値データの入力

データはデータ・エディターに入力することができます。このデータ・エディターは、小さいデータ・ファイルを処理したり、比較的大きなデータ・ファイルの細部を編集するのに便利です。

  1. 「データ エディタ」ウィンドウの下部にある「変数ビュー」タブをクリックします。

    使用する変数を定義する必要があります。この場合は、年齢婚姻状況、および 収入 の 3 つの変数のみが必要です。

    図 1. 「変数ビュー」の変数名
      年齢、婚姻状況、および収入の 3 つの変数が表示された変数ビュー。
  2. 1 列目の 1 行目に、「年齢」と入力します。
  3. 2 行目に、「婚姻状況」と入力します。
  4. 3 行目に、「収入」と入力します。

    新しい変数は、自動的に数値データ型に指定されます。

    変数名を入力しない場合、一意の名前が自動的に作成されます。ただし、これらの名前は記述的ではないので、データ・ファイルが多数ある場合にはお勧めしません。

  5. 「データ ビュー」タブをクリックして、データを引き続き入力します。

    これで、「変数ビュー」に入力した名前が、「データ・ビュー」の最初の 3 列の見出しになります。

    1 列目の 1 行目からデータを入力していきます。

    図 2. 「データ・ビュー」に入力された値
     データ・エディターに表示された新しいデータ
  6. 年齢」列に、55 と入力します。
  7. 婚姻状況」列に、1 と入力します。
  8. 収入」列に、72000 と入力します。
  9. 次の被験者のデータを追加するために、1 列目の 2 行目にカーソルを移動します。
  10. 年齢」列に、53 と入力します。
  11. 婚姻状況」列に、0 と入力します。
  12. 収入」列に、153000 と入力します。

    現在、「年齢」と「婚姻状況」列は、本来の整数となるはずですが、小数が表示されています。 これらの変数の小数部を非表示にするには、次の手順を実行します。

  13. 「データ エディタ」ウィンドウの下部にある「変数ビュー」タブをクリックします。
  14. 年齢」行の「小数桁数」列に、「0」と入力して小数部を非表示にします。
  15. 婚姻状況」行の「小数桁数」列に、「0」と入力して小数部を非表示にします。

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