日付と時刻の使用

日付と時刻を使用して実行する多くの一般的なタスクは、日付と時刻ウィザードを使用して容易に実行できます。このウィザードを使用して、次の操作を実行できます。

  • 日付または時刻を含む文字列変数から日付時刻変数を作成する。
  • 日付または時刻の異なる部分が含まれた変数を結合することにより、日付時刻変数を作成する。
  • 日付時刻変数に対して値の加算または減算を行う。これには、2 つの日付時刻変数の加算または減算も含まれます。
  • 日付変数または時刻変数の一部を抽出する。例えば、mm/dd/yyyy 形式の日付時刻変数から、月初からの日数を抽出します。

このセクションの例では、データ・ファイル upgrade.sav を使用します。詳しくは、サンプル・ファイルのトピックを参照してください。

日付と時刻ウィザードを使用するには、次の手順を実行します。

  1. メニューから次の項目を選択します。

「変換」 > 「日付と時刻ウィザード...」

図 1. 日付と時刻ウィザードの導入画面
日付と時刻ウィザードの導入画面

日付と時刻ウィザードの導入画面では、一般的なタスクのグループが表示されます。現行のデータに適用されていないタスクは無効です。例えば、データ・ファイル upgrade.sav には文字列変数が含まれていないため、文字列から日付変数を作成するタスクは無効です。

IBM® SPSS® Statistics の日付と時刻を初めて使用する場合は、「日付と時刻の表記方法の詳細」を選択し、「次へ」をクリックします。日付時刻変数の簡単な概要が説明された画面が表示され、「ヘルプ」ボタンからはより詳細な情報にリンクされています。

次へ