Syslogd ブラウザー

syslogd ブラウザーは TSO/ISPF のアプリケーションの 1 つで、以下の syslogd メッセージの場所を検索およびブラウズするのに使用できます。
  • syslogd が現在書き込みを行っているアクティブな UNIX ファイル。
  • syslogd アーカイブ機能を使用して作成された syslogd MVS™ アーカイブ・データ・セット。syslogd アーカイブ機能の有効化の詳細については、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の syslogd に関する情報を参照してください。

syslogd ブラウザーに入力する情報は、syslogd 構成ファイルまたはデータ・セットの名前です。

規則:
  • syslogd ブラウザーは、アクティブな syslogd UNIX ファイルおよび syslogd アーカイブ・データ・セットにアクセス可能な z/OS® システム上で使用する必要があります。
  • UNIX ファイル・システムおよび MVS データ・セットが z/OS シスプレックス内のすべての論理区画 (LPAR) からアクセス可能な場合は、z/OS シスプレックス内の任意の LPAR 上の syslogd ブラウザーを使用して任意の他の LPAR 上にある syslogd データにアクセスできます。そうでない場合は、個々の LPAR 上で syslogd ブラウザーを使用して、それぞれの LPAR から syslogd データを表示する必要があります。
  • syslogd ブラウザーを使用している TSO ユーザー ID は、構成ファイルの読み取り、ログ・ファイルへのアクセス、およびアーカイブ・データ・セットへのアクセスに必要な権限を持っている必要があります。