MODIFY コマンド: RPCBIND
MODIFY コマンドは、rpcbind アドレス・スペースの初期化が完了した後にトレースの開始および停止を行うために使用します。
フォーマット
>>-MODIFY--jobname--,--TRACE--=--+-FLOW---+-------------------->< +-NOFLOW-+ +-LOG----+ +-NOLOG--+ +-ON-----+ +-OFF----+ +-XDR----+ +-NOXDR--+ '-?------'
パラメーター
- TRACE
- サブコマンドで汎用トレースを開始します。トレース・オプションとして、以下の値を指定できます。
- FLOW
- モジュールの入り口と出口に対するトレースを使用可能にします。
- NOFLOW
- モジュールの入り口と出口に対するトレースを使用不可にします。
- LOG
- RPC クライアントが呼び出したサーバーで各 RPC プロシージャーに対するアクティビティー・トレースを使用可能にします。
- NOLOG
- RPC クライアントが呼び出したサーバーで各 RPC プロシージャーに対するアクティビティー・トレースを使用不可にします。
- ON
- すべてのトレースを使用可能にします。
- オフ
- すべてのトレースを使用不可にします。
- XDR
- XDR プロシージャーのトレースを使用可能にします。
- NOXDR
- XDR プロシージャーのトレースを使用不可にします。
- ?
- トレース状況を表示します。
結果: MODIFY コマンドでの TRACE の指定は付加的です。FLOW の値でトレースを使用可能にした後に XDR で使用可能にすると、両方のトレースが行われます。ON または OFF を指定すると、すべてのトレース・タイプが設定またはリセットされます。