SNMP エージェント: サポートされる管理データ

このセクションでは、z/OS® Communications Server SNMP エージェントとサブエージェントがサポートする管理データのタイプ、およびこのデータを使用してネットワーク管理をサポートする方法について説明します。 SNMP エージェントは、エージェントの構成に関連したオブジェクトと、それに接続された サブエージェントをサポートします。 z/OS Communications Server とともに出荷されるサブエージェントは、以下のとおりです。

• TCP/IP サブエージェント
• OMPROUTE サブエージェント
• Network SLAPM2 サブエージェント
• TN3270 Telnet サブエージェント

エージェントとサブエージェントは、RFC に標準オブジェクトとして定義されている多数 の MIB オブジェクトをサポートしています。さらに、SNMP エージェントと TCP/IP サブエージェントは、エンタープライズ特定のオブジェクト と呼ばれる非標準 MIB オブジェクトをサポートしています。SNMP エージェントおよびサブエージェント によってサポートされる MIB オブジェクトの全リストについては、管理情報ベース (MIB) オブジェクトに記載されて います。さらに、z/OS Communications Server とともに出荷されるもの以外のサブエージェント は、z/OS Communications Server SNMP エージェントと通信して、サポートされる MIB オブジェクトを拡張できます。 このようなサブエージェントは、「z/OS Communications Server: IP Programmer's Guide and Reference」で説明しているように、 分散プロトコル・インターフェースを使用する必要があります。