メジャーおよびマイナーのエラー・コードと SNMP 値のタイプ

このセクションでは、NetView® SNMP 応答またはトラップで戻される可能性のある、メジャーおよびマイナーのエラー・コードと変数値のタイプを説明します。
  • メジャー・エラー・コードは、以下のいずれかの値を取ります。
    メジャー・エラー・コード
    0 エラーは検出されなかった
    1 SNMP エージェントがエラーを報告した
    2 内部エラーが検出された
  • メジャー・エラー・コードが、SNMP エージェントがエラーを検出したことを示している 場合は、マイナー・エラー・コードは以下のいずれかの値を取ります (1)。
    SNMP エージェント検出のマイナー・エラー・コード
    0 エラーなし
    1 大きすぎる
    2 そのような名前はない
    3 値が正しくない
    4 読み取り専用
    5 一般エラー
  • メジャー・エラー・コードが、内部エラーを検出したことを示している 場合は、マイナー・エラー・コードは以下のいずれかの値を取ります (2)。
    内部マイナー・エラー・コード
    0 エラーなし
    1 プロトコル・エラー
    2 メモリー不足
    3 応答なし。すべての再試行が失敗した
    4 何らかの入出力エラーが発生した
    5 要求が正しくない
    6 不明なホストが指定された
    7 不明な MIB 変数
    8 そのようなフィルターはない
    9 指定された変数が多すぎる
  • メジャー・エラー・コードが、「SNMP エージェントがエラー (1) を検出した」ことを示して いる場合、エラーの最初の変数の位置がエラー指標に示されます。
  • 変数値のタイプは、RFC 1155 (Structure and Identification of Management Information for TCP/IP-Based Internets) および RFC 1156 (Management Information Base for Network Management of TCP/IP-Based Internets) に指定されているように、以下のいずれかです。
    値のタイプ
    0 テキスト表記
    1 数値 (整数、符号あり)
    2 バイナリー・データ・ストリング
    3 オブジェクト ID
    4 空 (値なし)
    5 IP アドレス
    6 カウンター (符号なし)
    7 ゲージ (符号なし)
    8 時間のティック (1/100 秒)
    9 表示ストリング
    注: バイナリー・データ・ストリングは、NetView プログラムでは、連続する 16 進文字ストリングとして表示されます (例えば、X'0123' は、0123) として表示されます)。