アクセシビリティー

本製品の資料は PDF (Adobe Portable Document Format) 形式で提供されており、アクセシビリティーの標準に準拠しています。PDF ファイルの使用が難しい場合、z/OS® インターネット・ライブラリー Web サイト (http://www.ibm.com/systems/z/os/zos/library/bkserv/) か IBM® Knowledge Centerhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ で情報を表示することができます。問題が解消されない場合は、「Contact z/OS」Web ページ (www.ibm.com/systems/z/os/zos/webqs.html) に電子メールをお送りいただくか、書面にて下記にご連絡ください。 (英文のみ)

  • IBM Corporation
  • Attention: MHVRCFS Reader Comments
  • Department H6MA, Building 707
  • 2455 South Road
  • Poughkeepsie, NY 12601-5400
  • USA
アクセシビリティー機能は、運動障害または視覚障害など身体に障害を持つユーザーがソフトウェア・プロダクトを快適に使用できるように サポートします。 z/OS のアクセシビリティーの主要機能により、ユーザーは以下のことが できるようになります。
  • 画面読み上げ機能および画面拡大機能などの支援機能の使用
  • キーボードのみを使用して、特定の機能または画面を使用したのと同等の機能を操作
  • 色、コントラスト、フォント・サイズなど表示属性のカスタマイズ

支援機能の使用

画面読み上げ機能などの支援機能は、z/OS のユーザー・インターフェースを使用して機能します。この支援機能を 使用して z/OS インターフェースにアクセスする場合、その特定情報については 支援機能の資料を参照してください。

ユーザー・インターフェースのキーボード・ナビゲーション

ユーザーは、TSO/E または ISPF を使用して z/OS ユーザー・インターフェースにアクセスできます。TSO/E および ISPF インターフェースへのアクセス方法については、「z/OS TSO/E 入門」、「z/OS TSO/E ユーザーズ・ガイド」、 および「z/OS ISPF ユーザーズ・ガイド 第 1 巻」を参照してください。上記の資料には、 キーボード・ショートカットまたはファンクション・キー (PF キー) の使用方法を 含む TSO/E および ISPF の使用方法が記載されています。 それぞれの資料では、PF キーのデフォルトの設定値とそれらの機能の変更方法についても説明しています。

z/OS 情報

一点、例外があります。線路形式で公開されているコマンド構文です。これらは、小数点付き 10 進数の構文図で説明されているとおり、スクリーン・リーダーを使用して IBM Knowledge Center から入手できます。

小数点付き 10 進数の構文図

スクリーン・リーダーを使用して IBM Knowledge Center にアクセスするユーザー用に、構文図は小数点付き 10 進数の形式で提供されます。 小数点付き 10 進数の形式で、構文のエレメントはそれぞれ別の行に書き込まれます。 複数の構文エレメントが、必ず両方とも存在するか必ず両方とも存在しないかのどちらかならば、それらのエレメントは単一の複合構文エレメントとみなすことができるため、同じ行に表示されることがあります。

各行は、3、3.1、または 3.1.1 などの小数点付き 10 進数で始まります。 これらの番号が正しく聞きとれるようにするため、句読点を読み上げるようにスクリーン・リーダーを設定してください。 同じ小数点付き 10 進数を持つすべての構文エレメント (例えば、3.1 という番号を持つすべての構文エレメント) は、同時に複数選択することはできません。 3.1 USERID という行と 3.1 SYSTEMID という行が読み上げられた場合、その構文には USERID と SYSTEMID のいずれか一方を含めることができることがわかります。両方を含めることはできません。

小数点付き 10 進数の番号付けのレベルは、ネスティングのレベルを表します。 例えば、3 という小数点付き 10 進数を持つ構文エレメントの後ろに 3.1 という小数点付き 10 進数を持つ一連の構文エレメントが続いた場合、3.1 という数字の付いたすべての構文エレメントは、 3 という数字の構文エレメントに従属しています。

構文エレメントに関する情報を付け加えるために、小数点付き 10 進数に続けて特定の語や記号が使用されます。それらの語および記号が、エレメント自体の先頭に現れることもあります。 それらの語または記号が構文エレメントに含まれているものである場合には、識別しやすくするために、直前に円記号 (¥) 文字が付加されます。小数点付き 10 進数の後に * 記号を付けて、その構文エレメントが繰り返されることを示すことができます。例えば、小数点付き 10 進数 3 を持つ構文エレメント * FILE は 3 ¥* FILE という形式で表わされます。形式 3* FILE は、構文エレメント FILE が繰り返されることを示します。形式 3* ¥* FILE は、構文エレメント * FILE が繰り返されることを示します。

構文エレメントのストリングの分離に使用されるコンマなどの文字は、構文内でそれらの文字が分離する項目の直前に表示されます。これらの文字は、個々の項目と同一の行、または関連項目と同じ小数点付き 10 進数を持つ別の行に表示される場合があります。 その行には、その構文エレメントに関する情報を示す別の記号も付けることができます。例えば、5.1*、5.1 LASTRUN, および 5.1 DELETE という行は、LASTRUN 構文エレメントおよび DELETE 構文エレメントを複数使用する場合には、それらのエレメントをコンマで分離する必要があることを意味しています。分離文字が指定されていない場合には、各構文エレメントを分離するためにブランクが使用されているものとみなしてください。

構文エレメントの前に % 記号がある場合、この記号は、別の場所で定義されている参照を示します。 % 記号の後に続くストリングは、リテラルではなく、構文の断片の名前です。 例えば、2.1 %OP1 という行は別の構文フラグメント OP1 を参照すべきことを意味します。

以下の語および記号が、小数点付き 10 進数に続けて使用されます。

  • 疑問符 (?) は、オプションの構文エレメントを意味します。小数点付き 10 進数の後ろに ? 記号が続く場合は、対応する小数点付き 10 進数を持つすべての構文エレメント、およびすべての従属構文エレメントがオプションであることを示します。その小数点付き 10 進数を持つ構文エレメントが 1 つのみの場合、? 記号はその構文エレメントと同じ行に表示されます (例えば、5? NOTIFY のようになります)。ある小数点付き 10 進数を持つ構文エレメントが複数ある場合は、? 記号は単独で 1 行に表示され、その後にオプションの構文エレメントが続きます。例えば、5 ?、5 NOTIFY、および 5 UPDATE という行が読み上げられた場合、構文エレメントの NOTIFY および UPDATE はオプションで、いずれか 1 つ選択するか、いずれも選択しないことが可能です。? 記号は、構文図 (railroad diagram) における迂回線に相当します。
  • 感嘆符 (!) は、デフォルトの構文エレメントを意味します。小数点付き 10 進数の後ろに ! 記号と構文エレメントが 1 つ続く場合は、その構文エレメントが、同一の小数点付き 10 進数を共有するすべての構文エレメントのデフォルトのオプションであることを示します。! 記号を指定できるのは、その小数点付き 10 進数を共有する構文エレメントのうち の 1 つのみです。例えば、2? FILE、2.1! (KEEP)、および 2.1 (DELETE) という行が読み上げられた場合には、(KEEP) が FILE キーワードのデフォルト・オプションであることがわかります。この例では、オプションを指定せずに FILE キーワードを含めると、デフォルト・オプションの KEEP が適用されます。デフォルト・オプションは、直上の小数点付き 10 進数にも適用されます。この例の場合、FILE キーワードを省略すると、デフォルトの FILE(KEEP) が使用されます。ただし、2? FILE、2.1、2.1.1! (KEEP)、および 2.1.1 (DELETE) という行が読み上げられた場合には、デフォルト・オプション KEEP は、直上の小数点付き 10 進数である (関連するキーワードのない) 2.1 にのみ適用され、2? FILE には適用されません。キーワード FILE が省略された場合には何も使用されません。
  • アスタリスク (*) は、0 回以上の繰り返しが可能な構文エレメントを意味します。小数点付き 10 進数の後ろに * 記号が続く場合、この構文エレメントは 0 回以上繰り返して使用できます。つまり、その構文エレメントはオプションであり、かつ繰り返し可能です。例えば、5.1* データ域という行が読み上げられた場合、データ域を 1 つ含める、複数のデータ域を含める、もしくは、データ域を含めない、という選択が可能であることが分かります。3*、3 HOST、および 3 STATE という行が読み上げられた場合は、HOST、STATE、両方共、または無し、という選択が可能です。
    注:
    1. 小数点付き 10 進数に続けてアスタリスク (*) があるが、その小数点付き 10 進数を持つ項目が 1 つしかない場合は、その項目を複数回繰り返すことができます。
    2. 小数点付き 10 進数に続けてアスタリスクがあり、その小数点付き 10 進数を持つ項目が複数ある場合は、そのリストの中から複数の項目を使用できますが、各項目はそれぞれ 1 回しか使用できません。 前出の例では、HOST STATE と記述することはできますが、HOST HOST と記述することはできません。
    3. * 記号は、構文図 (railroad diagram) におけるループバック線に相当します。
  • + は、1 回以上含めなければならない構文エレメントを意味します。 小数点付き 10 進数の後ろに + 記号が続く場合、この構文エレメントを 1 回以上含めなければならないことを示しています。つまり、この構文エレメントを少なくとも 1 回含める必要があり、繰り返すことが可能です。例えば、6.1+ データ域という行が読み上げられた場合、少なくとも 1 つのデータ域を含める必要があります。2+、2 HOST、および 2 STATE という行が読み上げられた場合は、HOST、STATE、または両方を含める必要があるということになります。* 記号と同様に、+ 記号は、特定の項目がその小数点付き 10 進数を持つ唯一の項目である場合にのみ、その項目を繰り返すことができます。+ 記号は、* 記号と同じく、構文図 (railroad diagram) におけるループバック線に相当します。