ソフト制限値とは

ソフト制限値は、オペレーティング・システムによって施行される、現行プロセス限度の値です。異常終了などの障害が発生した場合、アプリケーションでは、特定の作業項目についてソフト制限値の一時的変更、あるいは作成する子プロセスの制限の変更が必要になる場合があります。例えば、より大きなサーバー・デーモンが、spawn された子が使用できる仮想メモリー量を削減する可能性があります。インストール・システムまたはアプリケーションがこれらの値の変更を行なわず、しかも識別変更が起こらない限り、新しいプロセスは親プロセスと同じ制限を受け取ります。CPUTIME、ASSIZE、および MEMLIMIT のソフト制限値は、いくつか MVS™ 制限メカニズムの影響を受けることがあります。

MVS 制限値は、TSO login、STC、または JCL を使用して z/OS® UNIX サービスが起動されたときに、z/OS UNIX プロセスへ提供されるソフト制限値です。カーネル・サービスに対する最初の要求時に、システムはプログラムを z/OS UNIX プロセスとしてダブします。従来からの MVS 作業単位が最初にダブされ、通常はソフト制限値は MVS から取得されます。ハード制限値は、ソフト制限値より高い場合、通常は BPXPRMxx から取得されます。

ダブされたユーザーによって作成される新しいプロセスは、インストール・システムがプロセス制限の変更を行なわず、識別変更も起こっていない場合は、親プロセスと同じソフト制限値およびハード制限値を受け取ります。