PRINTDEV パラメーター

PRINTDEV パラメーターを使用すると、FSA によって伝送されるすべてのデータ・セットにデフォルトの印刷オプションを定義できます。 また、内部 PSF トレースをオンまたはオフに設定したり、条件付きメモリー・ダンプを要求したりすることもできます。 PRINTDEV パラメーターは、次のとおりです。

CHARS=(font_names)
ジョブ実行依頼者が CHARS または UCS 値を指定しなかった場合に、Download for z/OS が各データ・セットごとにリモート・システムへ伝送する最大 4 つまでのフォント名を指定します。 それぞれのフォント名は 1 から 4 文字で、コンマで区切る必要があります。 これらのフォント名は大文字に変換されます。 このパラメーターはオプションです。

JES2 環境でこのパラメーターを指定する場合は、JES2 の初期設定時に UCS または NIUCS パラメーターで他のデフォルト値を指定しないでください。JES2 に他のデフォルト値を指定すると、Download for z/OS は JES2 のデフォルト値を伝送します。

JES3 環境でこのパラメーターを指定する場合は、FSA 用の DEVICE ステートメントで PDEFAULT CHARS パラメーターも指定してください。PDEFAULT パラメーターを指定しなかった場合、Download for z/OS は JES3 のデフォルト値を伝送します。

例:
CHARS=(60D8)
DATACK={BLOCK | UNBLOCK | BLKCHAR | BLKPOS}
プリンターがリモート・プリント・サーバーに報告するデータ・チェック例外を指定します。
BLOCK
プリンターがデータ・チェック例外を報告しないことを指定します。
UNBLOCK
プリンターがすべてのデータ・チェック例外を報告することを指定します。
BLKCHAR
プリンターが、無効な文字例外を報告しないことを指定します。(プリンターは印刷位置例外だけを報告します。)
BLKPOS
プリンターが印刷位置例外を報告しないことを指定します。(プリンターは無効な文字例外だけを報告します。)

このパラメーターはオプションです。これを省略した場合、Download for z/OS はリモート・システムにデフォルトのデータ・チェック・オプションを伝送しません。

例:
DATACK=UNBLOCK
DUMP=([reason_code | ABD0nnnn][,msgid,count])
理由コード、再始動可能な異常終了、またはメッセージが発生したときに FSS アドレス・スペースの条件付きメモリー・ダンプを指定します。 このパラメーターについて詳しくは、PSF ダンプ機能の使用および PSF for z/OS 診断を参照してください。

これはオプションのパラメーターです。 これを省略した場合、条件付きダンプは発生しません。

例:
DUMP=(,APS994I,1)
FORMDEF=formdef_name
デフォルトのフォーム定義を指定します。フォーム定義名の先頭に付く「F1」プレフィックスは指定しないでください。 フォーム定義の名前は大文字に変換されます。

これはオプションのパラメーターです。 これを省略した場合、Download for z/OS はリモート・システムにデフォルトのフォーム定義の名前を伝送しません。

例:
FORMDEF=A10110
NORESP={NOTIFY | NOTIFY(node.userid) | NOTIFY(OPERATOR) | TERMINATE}
リモート・サーバーから応答を受信する前に RESPTIME パラメーターで指定した時間が満了になった場合に、Download for z/OS が取る処置を指定します。
NOTIFY
Download for z/OS は JES に、リモート・サーバーから予期した応答を受信しなかったことを通知します。 この状態は、SDSF によっても表示されます。
NOTIFY(node.userid)
Download for z/OS は、指定されたユーザー ID に、予期した応答をリモート・サーバーから受け取らなかったことを示すメッセージを送信します。 ユーザー ID が Download for z/OS が実行されているノード上にある場合、ノードと期間を省略できます。 Download for z/OS も JES に応答のないことを通知します。
NOTIFY(OPERATOR)
Download for z/OS は、システム・オペレーターに、予期した応答をリモート・サーバーから受け取らなかったことを示すメッセージを送信します。 Download for z/OS も JES に応答のないことを通知します。
TERMINATE
Download for z/OS が FSA を停止します。システム・オペレーターは、FSA を再始動するためのコマンドを入力する必要があります。FSA が停止したときにアクティブになっていたデータ・セットは、最後のチェックポイントから再開されます。
注 :
  1. NORESP パラメーターは、TCP/IP セッションが確立され、Download for z/OS がヘッダーまたはデータをリモート・サーバーに送信している場合、TCP/IP でのみ有効です。
  2. RESPTIME パラメーターを指定した場合、NORESP パラメーターも指定して、指定した時間内に応答を受信しなかった場合に Download for z/OS が取る処置を設定する必要があります。
  3. 経路指定制御データ・セットに IPADDR および PORTNO が指定されている TCP/IP セッションを作成しようとしている間に、Download for z/OS に遅延が起きても NORESP パラメーターは適用されません。
例:
NORESP=NOTIFY
PAGEDEF=pagedef_name
ジョブ実行依頼者が FCB または PAGEDEF 値を指定しなかった場合に、Download for z/OS が各データ・セットごとにリモート・システムへ伝送するページ定義名を指定します。 ページ定義名に P1 接頭部は指定しないでください。 ページ定義の名前は大文字に変換されます。 このパラメーターはオプションです。

JES2 環境でこのパラメーターを指定する場合は、JES2 の初期設定時 に FCB または NIFCB パラメーターでデフォルト値を別に指定しないでください。JES2 に別のデフォルト値を 指定すると、Download for z/OS は JES2 のデフォルト値を伝送します。

JES3 環境でこのパラメーターを指定する場合は、FSA 用の DEVICE ステートメントで PDEFAULT FCB パラメーターも指定してください。PDEFAULT FCB パラメーターを指定しなかった場合、Download for z/OS は JES3 のデフォルト値を伝送します。

例:
PAGEDEF=V06483
RESPTIME=nnnnn
Download for z/OS がリモート・サーバーの応答を待つ 0 から 86400 までの最大秒数を指定します。デフォルトは 0 で、この場合 Download for z/OS は応答を無限に待ちます。
注 :
  1. リモート・サーバーは ACIF をジョブ全体で実行し、ファイルの終わり要求に応答する前にジョブ全体をスプールに入れることができます。したがって、リモート・サーバーに送信する大きなジョブに対して、十分な時間を許可してください。
  2. RESPTIME パラメーターは、TCP/IP セッションが確立され、Download for z/OS がヘッダーまたはデータをリモート・サーバーに送信している場合、TCP/IP でのみ有効です。
  3. RESPTIME パラメーターを指定した場合、NORESP パラメーターも指定して、指定した時間内に応答を受信しなかった場合に Download for z/OS が取る処置を設定する必要があります。
  4. 経路指定制御データ・セットに IPADDR および PORTNO を指定して TCP/IP セッションを作成しようとしている間に、Download for z/OS に遅延が起きても RESPTIME パラメーターは適用されません。
例:
RESPTIME=180
TRACE={YES | NO}
Download for z/OS でトレース・データの記録を初期設定時から開始するかどうかを指定します。 Download for z/OS は PARM パラメーターで指定されたトレースを実行します。EXEC ステートメントで PARM パラメーターを指定しなかった場合、Download for z/OS は内部トレース・データだけを記録します。 トレースの使用方法の詳細については、Download for z/OS でのエラーの診断を参照してください。

これはオプションのパラメーターです。 省略した場合のデフォルトは YES です。

例:
TRACE=YES