タイプ 83 レコードは、SETROPTS MLACTIVE が有効であり、RACF コマンド (ADDSD、ALTDSD、DELDSD) が実行されて、データ・セット・プロファイルの セキュリティー・ラベルを変更した場合に生成される。
非 RACF コンポーネントによって検出されたセキュリティー・イベント。
タイプ 80 およびタイプ 81 のレコードの最初の 18 バイトは、 サブタイプのない標準の SMF ヘッダーを表します。 タイプ 83 のレコードの最初の 24 バイトは、 サブタイプのある標準の SMF ヘッダーを表します。 SMF の使用法については、 「z/OS MVS システム管理機能 (SMF)」を参照してください。
RACF 報告書作成プログラムは、ソートのために、SMF レコード (タイプ 20、30、80、81 および 83) を 再形式設定し、その再形式設定されたレコードを、RACF 報告書を生成するモジュールへの入力として使用します。 再形式設定レコードには、再形式設定プロセス・レコードと再形式設定状況レコード という、2 つのタイプがあります。RACF 報告書作成出口 (ICHRSMFE) を使用して、 追加の報告書を作成したり、レコード選択基準を追加したりしたい場合には、 これらの再形式設定レコードのレイアウトに精通しておく必要があります。
表 1 に、各 RACROUTE の要求タイプおよび 対応する独立システム・マクロを示します。
ガイドライン: 独立したシステム・マクロよりも RACROUTE 要求を使用してください。
RACROUTE 要求タイプ | 独立 RACF システム・マクロ |
---|---|
REQUEST=AUTH | RACHECK |
REQUEST=DEFINE | RACDEF |
REQUEST=EXTRACT | RACXTRT |
REQUEST=FASTAUTH | FRACHECK |
REQUEST=LIST | RACLIST |
REQUEST=STAT | RACSTAT |
REQUEST=VERIFY | RACINIT |
REQUEST=VERIFYX | RACINIT |