例えば、プロファイルが取り扱うデータ・セットのアクセス・リストを表す反復 グループは、ACL2CNT (テンプレートのフィールド名) です。 アクセス・リストの項目ごとに作成されたデータ・セット・アクセス ・レコード (タイプ 0404) があります。
このフィールドが処理されると、 有効値として YES と NO の値を持った、4 文字フィールドとして アンロードされます。 このフィールドは左寄せされます。
例えば、データ・セット・プロファイルの UACC は、 各ビット位置が汎用アクセスに対応するフラグ・フィールドです。 ユーティリティーは、この単一フラグ・フィールドを、NONE、READ、 UPDATE、CONTROL、 または ALTER の値を指定した 8 バイト・ストリングに変換します。 このフラグ・フィールドに未定義の値が指定された場合、ユーティリティーは、その値を X<cc> としてアンロードします。ここで、cc は、フラグ・フィールドの 16 進値です。
セグメント | フィールド | アンロードされるバイト数 |
---|---|---|
PROXY | LDAP_HOST | 1023 |
BIND_DN | 1023 | |
EIM | DOMAIN_DN | 1023 |
OMVS | HOME_PATH | 1023 |
PROGRAM | 1023 | |
OVM | HOME_PATH | 1023 |
PROGRAM | 1023 | |
FSROOT | 1023 | |
DCE | DCE_NAME | 1023 |
HOMECELL | 1023 | |
CSDATA | すべてのフィールド | 使用可能な最大バイト数までアンロードされる。 |
例えば、LISTUSER によってリストされた場合には 取り消された (REVOKE された) ものとして表示されるユーザーは、 生の UNLOAD データでは取り消された (REVOKE された) ものとして表示されません。 取り消された日付が過去のもので ある場合は、 LISTUSER がそのデータを処理し、ユーザーを ATTRIBUTES=REVOKED として表示しますが、 アンロード・データの FLAG4 (USBD_REVOKE) ビットは NO を表示します。
また、保護されているユーザーは PASS-INTERVAL= 用の LISTUSER フィールドで該当なしとして表示されますが、UNLOAD データは USBD_PWD_INTERVAL で残余値を表示します。
詳しくは、「z/OS Security Server RACF セキュリティー管理者のガイド」の を参照してください。