RACF® が、パスワードではなくパスチケットを使用するユーザーを認証できるようにするために、 認証を実行する非 RACF 機能が、保護サインオン・サービスを呼び出してパスチケットを作成します。
保護サインオン・サービスを呼び出す前に、アプリケーションは、そのサービスのアドレスを見つける必要があります。 このアドレスは、RACF コミュニケーション・ベクトル・テーブル (RCVT) の RCVTPTGN フィールド にあります。ICHPRCVT マクロは、RCVT をマップし、フィールド CVTRAC が、MVS™ コミュニケーション・ベクトル・テーブル (CVT) 内でその RCVT を指します。
L 15,RCVTPTGN
CALL (15),(userid,appname)
保護サインオン・サービスの起動時には、保護サインオン・キーの検出に (userid または group ではなく) appname のみが使用されます。