w_statfs() - ファイル・システム状況の取得

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z/OS® UNIX	両方

形式

#include <sys/statfs.h>

int w_statfs(const char *filesystem, struct w_statfs *statbuf, size_t length);

機能説明

特定のファイル・システムについての状況を取得します。

filesystem

状況が検索されているファイル・システムの名前。このファイル・システム名は、次のいずれかである可能性があります。

BPXPRMxx parmlib メンバー内の ROOT または MOUNT ステートメントの FILESYSTEM パラメーターに指定されている名前
TSO/E MOUNT コマンドに指定されている名前
前に w_getmntent() を呼び出したときに戻された名前

statbuf

状況情報が入れられるバッファー。状況情報は、sys/statfs.h ヘッダー・ファイルによってマップされます。

int statfs_len: statfs の長さ
int statfs_blksize: ブロック・サイズ
unsigned int statfs_total_space: ブロック・サイズ単位の合計スペース
unsigned int statfs_used_space: ブロック・サイズ単位の割り振られたスペース
unsigned int statfs_free_space: ブロック・サイズ単位の特権ユーザー以外のユーザーに使用可能なスペース

length

バッファーの長さ。バッファーの長さと構造体の長さが比較され、2 つのうち短い方がバッファーに戻す情報量を判別するために使用されます。

バッファー長がゼロの場合には、戻り値だけが戻されます。プロセスはゼロの長さを使用して、ファイル・システムが存在しているかどうかを検出できます。

XPG4.2 の特殊な動作: w_statfs() は w_statvfs() によって置き換えられます。

戻り値

正常に実行された場合、w_statfs() はデータの長さをバッファーに戻します。

正常に実行されなかった場合、w_statfs() は -1 を戻して、errno を次のいずれかの値に設定します。

エラー・コード: 説明
EINVAL: パラメーターが間違って指定されました。

例

CELEBW36

⁄* CELEBW36 *⁄
#define _OPEN_SYS
#include <sys⁄statfs.h>
#include <stdio.h>

main() {
  char fs[]="POSIX.ROOT.FS";
  struct w_statfs buf;

  if (w_statfs(fs, &buf, sizeof(buf)) == -1)
    perror("w_statfs() error");
  else {
    printf("each block in %s is %d bytes big¥n", fs,
           buf.statfs_blksize);
    printf("there are %d blocks in use out of a total of %d¥n",
           buf.statfs_used_space, buf.statfs_total_space);
    printf("in bytes, that's %.0f bytes used out of a total of %.0f¥n",
           ((double)buf.statfs_used_space  * buf.statfs_blksize),
           ((double)buf.statfs_total_space * buf.statfs_blksize));
  }
}

出力:

each block in POSIX.ROOT.FS is 4096 bytes big
there are 2089 blocks in use out of a total of 2400
in bytes, that's 8556544 bytes used out of a total of 9830400

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