標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
---|---|---|
POSIX.1 |
両方 |
#define _POSIX_SOURCE
#include <signal.h>
int sigemptyset(sigset_t *set);
シグナル・セット set を、空集合に初期設定します。認識されたシグナルはすべて除外されます。
sigemptyset() は、シグナル・セットを操作する関数のファミリーの 一部です。 シグナル・セット とは、シグナル・グループを 1 つのプロセスにより経過の記録を取るためのデータ・オブジェクトです。例えば、プロセスにより、ブロック化しているシグナルを 記録する 1 つのシグナル・セット、および保留中のシグナル を記録する別のシグナル・セットを作成できます。シグナル・セットは、その他の関数 (sigprocmask() など) で使用される シグナルのグループを操作するか、またはその他の 関数 (sigpending() など) で戻されるシグナル・セットを検査する ために使用されます。
正常に実行された場合、sigemptyset() は 0 を戻します。
文書化される errno 値はありません。
⁄* CELEBS17
This example initializes a set of signals to an empty set.
*⁄
#define _POSIX_SOURCE
#include <stdio.h>
#include <signal.h>
#include <unistd.h>
main() {
struct sigaction sact;
sigemptyset(&sact.sa_mask);
sact.sa_flags = 0;
sact.sa_handler = SIG_IGN;
sigaction(SIGUSR2, &sact, NULL);
puts("before kill()");
kill(getpid(), SIGUSR2);
puts("after kill()");
}
before kill()
after kill()