標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
---|---|---|
z/OS®UNIX |
両方 | OS/390 V2R6 |
#define _OPEN_SYS_DIR_EXT
#include <dirent.h>
DIR *__opendir2(const char *dirname, size_t bufsize);
ディレクトリーをオープンして、readdir() または __readdir2() で読み取れるようにします。 最初の readdir() または __readdir2() 呼び出しが、ディレクトリー内の最初のエントリーを読み取ります。
dirname は、オープンしたいディレクトリーの名前を指定するストリングです。bufsize は、ディレクトリーのエントリーを保持するために readdir() または __readdir2() が 使用する内部作業バッファーのサイズ (バイト単位) です。このバッファーが大きいほど、 多数のディレクトリー・エントリーを読み取るときのオーバーヘッドは 小さくなります。このバッファーは、ディレクトリーがクローズされるまで存在し続けます。 指定されたバッファー・サイズが小さすぎる場合、そのサイズは無視されます。最小サイズの バッファーが代わりに使用されます。
__opendir2() は、バッファー・サイズをパラメーターとして指定できる点を除いて、opendir() と 同じです。
正常終了した場合、__opendir2() は DIR オブジェクトへのポインターを戻します。 このオブジェクトは、ディレクトリーについて記述し、FILE オブジェクトがファイル入出力操作で使用されるのと同様に、 ディレクトリーに対する以降の操作で使用されます。