sock_do_teststor() - 外部ストレージへのアクセスの試みの検査

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
z/OS®UNIX 両方  

形式

#define _OPEN_SYS_SOCK_EXT
#include <sys/socket.h>

void sock_do_teststor(int onoff);

機能説明

sock_do_teststor 呼び出しを使用して、呼び出し元のアドレス・スペースの外側の ストレージをアクセスしようとする呼び出しが検査されます。
パラメーター
説明
onoff
ゼロまたはゼロ以外に設定できるパラメーター。

onoff がゼロ以外の値に設定されると、インバウンドまたは アウトバウンド・ソケットのどちらかで、メッセージ・バッファーの アドレスとメッセージ・バッファーとの両方が、それぞれの バルク・モードのソケット呼び出しに対するアドレス可能性について、検査されます。アドレッシング問題がある場合には、EFAULT エラー条件が設定 されます。onoff が 0 に設定された場合には、アドレス検査は ソケット・ライブラリー・プログラムでは行われません。onoff が 0 のときにエラーが発生した場合には、通常のランタイム・エラー処理 により、例外条件が報告されます。

応答時間を改善するために、ユーザーのプログラムがテストされて いるときには、この検査を使用不可にすることができます。

onoff をゼロ以外の値に設定した呼び出し sock_do_teststor の 代替として、ファイル /etc/resolv.conf または データ・セット tcpip.TCPIP.DATA に ステートメント SOCKTESTSTOR を インクルードすることができます。プロセスの開始時に、このプロセスのバルク・モード・ソケット を使用するすべてのプログラムで、呼び出し元のパラメーターの ストレージの妥当性検査が行われます。

戻り値

sock_do_teststor() は、値を戻しません。

関連情報