標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
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XPG4 |
両方 |
#define _XOPEN_SOURCE
#include <unistd.h>
char *getpass(const char *prompt);
getpass() 関数は、プロセスの制御端末をオープンし、その装置へ NULL 終了ストリング prompt を書き出し、エコー機能を使用不可にし、次の改行文字または EOF まで 文字ストリングを読み取り、端末の状態を復元し、端末をクローズします。
getpass() は、制御端末が存在する環境または stdin および stderr が tty 装置を参照する環境でのみ機能します。特に、TSO 環境では機能しません。
この関数は、従来からの運用上の理由から提供されます。 これは Single UNIX Specification、バージョン 2 のレガシー機能でしたが、 既に廃止され、Single UNIX Specification、バージョン 3 の一部として サポートされていません。
Single UNIX Specification、バージョン 3 のために 書かれたアプリケーションで、この関数を引き続き使う必要がある場合は、 標準システム・ヘッダーを組み込む前に、フィーチャー・テスト・マクロ _UNIX03_WITHDRAWN を 定義してください。マクロは、Single UNIX Specification、バージョン 3 に移動された すべてのインターフェースおよびシンボルを公開します。
正常に実行された場合、getpass() は、端末装置から読み取られた最大 PASS_MAX バイトの NULL 終了ストリングへのポインターを戻します。
正常に実行されなかった場合、getpass() は NULL ポインターを戻し、端末状態がリストアされます。