標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
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ISO C |
両方 |
#include <stdio.h>
int remove(const char *filename);
ファイルがオープンされていない場合には、filename により 指定されたファイルを削除します。remove() 関数は、メモリー・ファイルと DASD データ・セットを除去します (テープなどの非 DASD データ・セットはサポートされません)。また、この関数は、PDS および PDSE の個々のメンバーも除去し、さらに、PDS を シミュレートするメモリー・ファイルも除去します。
remove() に渡されたファイル名の解釈は、POSIX(ON) が指定されるかどうか によって異なります。filename についての詳細な考慮事項は、「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」のファイルのオープンに関するトピックを参照してください。
メモリー・ファイルは存在していて、クローズされている必要があります。しかし、POSIX(ON) を実行中の z/OS®UNIX C アプリケーションがある場合には、HFS メモリー・ファイルを除去する時に、メモリー・ファイルをクローズする必要はありません。相互運用性の z/OSUNIX サービス規則が適用されます。MVS™ データ・セットおよび HFS ファイルのファイル名の指定については、「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」のファイルのオープンに関するトピックを参照してください。
XPG4 の特殊な動作: filename により、ディレクトリーの名前が指定されない場合には、remove(filename) は unlink(filename) と同等になります。filename によりディレクトリーの名前が指定される場合には、remove(filename) が rmdir(filename) と同等になります。
正常に実行された場合、remove() は 0 を戻します。
正常に実行されなかった場合、remove() は、エラーを示すゼロ以外を戻します。
⁄* CELEBR12
When you invoke this example with a file name, the program attempts to
remove that file.
It issues a message if an error occurs.
*⁄
#include <stdio.h>
int main(int argc, char ** argv)
{
if ( argc != 2 )
printf( "Usage: %s fn¥n", argv[0] );
else
if ( remove( argv[1] ) != 0 )
printf( "Could not remove file¥n" );
}