dbm_clearerr() - データベース・エラー標識のクリア

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

XPG4.2
Single UNIX Specification、バージョン 3

両方  

形式

#define _XOPEN_SOURCE_EXTENDED 1
#include <ndbm.h>

int dbm_clearerr(DBM *db);

機能説明

dbm_clearerr() 関数は、データベースのエラー条件をクリアします。db 引数は、事前に dbm_open() により取得したデータベースへのハンドルです。この関数は事前の障害によるデータベースの問題を 何も訂正しないことに注意してください。この関数は、単に dbm_ 命令を続行させるだけです。データベースは、不整合状態であったり、損傷状態である 可能性があります。

z/OS®UNIX サービスの特殊な動作: マルチスレッド環境では、データベース・エラー標識は、データベース・ハンドルを使うすべてのスレッドに対してグローバルです。このため、エラー標識の消去は、データベース・ハンドル を使うすべてのスレッドに影響を与えます。

戻り値

戻り値は X/Open で指定されません。

正常に実行された場合、dbm_clearerr() は 0 を戻します。

正常に実行されなかった場合、dbm_clearerr() は -1 を戻して、errno を次のいずれかの値に設定します。
エラー・コード
説明
EINVAL
無効なデータベース記述子が指定されます。

関連情報