cuserid() - ユーザーの文字ログインの戻し

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

XPG4
XPG4.2

両方  

形式

#define _XOPEN_SOURCE
#include <stdio.h>

char *cuserid(char *s);

機能説明

cuserid() 関数は、プロセスの実ユーザー ID または有効ユーザー ID と 関連した名前の文字表示を生成します。

s が NULL ポインターの場合、この表示は、cuserid() の以降 の呼び出しで上書きされることのあるエリアに生成されます。そのエリアを指すポインターが戻されます。s が NULL ポインターではない場合、s は、少なくとも {L_cuserid} バイトの配列を指すと想定され、表示は この配列に入ります。シンボリック定数 {L_cuserid} は <stdio.h> に定義されていて、0 より大きい値です。

注:

この関数および L_cuserid 定数は、履歴の根拠のために保持されます。 これは Single UNIX Specification、バージョン 2 のレガシー機能でしたが、 既に廃止され、Single UNIX Specification、バージョン 3 の一部として サポートされていません。新しいアプリケーションでは、cuserid() の代わりに getpwuid() を使用してください。

Single UNIX Specification、バージョン 3 のために 書かれたアプリケーションで、この関数を引き続き使う必要がある場合は、 標準システム・ヘッダーを組み込む前に、フィーチャー・テスト・マクロ _UNIX03_WITHDRAWN を 定義してください。マクロは、Single UNIX Specification、バージョン 3 に移動された すべてのインターフェースおよびシンボルを公開します。

戻り値

s が NULL ポインターではない場合、cuserid() は、s を戻します。

s が NULL ポインターではなくて、ログイン名を検出できない 場合は、NULL バイト (¥0) が *s に置かれます。

s が NULL ポインターのときにログイン名を検出できない場合 は、cuserid() は、NULL ポインターを戻します。

s が NULL ポインターであり、ログイン名を検出することができる場合には、cuserid() は、ログイン名を含む呼び出しスレッドに対して、ローカルなバッファーのアドレスを戻します。

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