__ae_correstbl_query() - コード化文字セット ID タイプ (ASCII および EBCDIC) を戻す

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

z/OS®UNIX

両方 z/OS V1R2

形式

#include <_Nascii.h>

__argument_t __ae_correstbl_query(void *search_argument, int src_arg_type,
                                  _AE_correstbl_t **ebcdic_entry_ptr,
                                  _AE_correstbl_t **ascii_entry_ptr);

機能説明

__ae_correstbl_query() 関数は、ユーザーがコード化文字セット ID (CCSID)、型、および対応情報を、EBCDIC/ASCII 対応および CCSID/コード・セット名ルックアップ・テーブル、CEL4CTBL から取得できるメソッドです。

ユーザーは、次の引数を指定する必要があります。
引数
説明
*search_argument
コード・セット名または CCSID 検索引数。
src_arg_type
<_Nascii.h> に定義された値の 1 つを使用して、search_argument が、コード・セット名か CCSID かを指定します。
  • _AE_CODESET_SRCH_ARG
  • _AE_CCSID_SRCH_ARG
**ebcdic_entry_ptr
EBCDIC テーブル・エントリーを格納するための _AE_correstbl_t ポインターのアドレス。
**ascii_entry_ptr
ASCII テーブル・エントリーを格納するための _AE_correstbl_t ポインターのアドレス。

この関数は、次に、要求されたコード・セットのテーブル・エントリー および対応するコード・セットのエントリーを含む _AE_correstbl_t 構造体のアドレスを、提供されたポインターに取り込みます。ただし、対応する ASCII エンコードがテーブル内のすべての EBCDIC コード・セットにある ということも、その逆のこともありません。対応するコード・セットが存在しない場合、その引数に戻されるポインター値はゼロです。

一貫性のため、要求されたコード・セットまたは対応するコード・セットがどちらであっても、最初の _AE_correstbl_t ポインター・アドレス引数には、EBCDIC エントリー・アドレスが、2 番目の _AE_correstbl_t ポインターには、ASCII エントリー・アドレスが取り込まれます。

__ae_correstbl_query() の __argument_t 戻り値は、提供されたコード・セットのタイプが EBCDIC か ASCII かを示します。

戻り値

正常に実行された場合、__ae_correstbl_query() は、次のいずれかを戻します。
  • _AE_EBCDIC_TYPE は、要求されたエントリーが EBCDIC の場合です。
  • _AE_ASCII_TYPE は、要求されたエントリーが ASCII の場合です。

正常に実行されなかった場合は、対応テーブルをロードできないか、提供されたコード・セット名または CCSID が無効なため、__ae_correstbl_query() は _AE_UNKNOWN_TYPE を戻します。

関連情報