pthread_set_limit_np() - タスクおよびスレッド限界の設定

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
z/OS®UNIX 両方

POSIX(ON)

形式

#define  _OPEN_SYS
#include <pthread.h>

int pthread_set_limit_np(int action, int maxthreadtasks, int maxthreads);

機能説明

pthread_set_limit_np() 関数を使用すると、プロセスに作成するタスク数とスレッド数を 制御することができます。単一の呼び出しの場合は、タスクの最大数または スレッドの最大数、あるいはその両方の どれを更新するかを指定できます。タスクおよびスレッドの最大数は、16 M 未満の 専用ストレージのサイズに依存します。実用的な限界は 200 ~ 400 の タスクとスレッドです。

action は、pthread.h ヘッダー・ファイルに定義されているとおり、次のシンボルのいずれかに設定できます。
__STL_MAX_TASKS
タスクの最大数だけを更新するときに、このアクションを指定します。
__STL_MAX_THREADS
スレッドの最大数だけを更新するときに、このアクションを指定します。
__STL_SET_BOTH
タスクの最大数とスレッドの最大数の両方を同時に更新するときに、このアクションを指定します。

maxthreadtasks と maxthreads の許容値の詳細は、「z/OS UNIX System Services プログラミング: アセンブラー呼び出し可能サービス 解説書) に記載されている BPX1STL 関数を参照してください。

戻り値

正常に実行された場合、pthread_set_limit_np() は 0 を戻します。

正常に実行されなかった場合は、pthread_set_limit_np() は -1 を戻します。

戻り値と理由コードの詳細は、「z/OS UNIX System Services プログラミング: アセンブラー呼び出し可能サービス 解説書) に記載されている BPX1STL 関数を参照してください。

関連情報