__le_msg_get_and_write() - Language Environment のメッセージの入手と出力

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

Language Environment

両方 AMODE 64

形式

#include <__le_api.h>

void  *__le_msg_get_and_write(_FEEDBACK * cond_token,
                              _INT4 * destination_code,
                              _FEEDBACK * fc);

機能説明

ユーザー提供の条件トークンに対応する Language Environment® のメッセージを、渡さ れたメッセージ領域で検索、フォーマット設定、および保管します。 呼び出し元は、後で、このメッセージを取り出して変更したり、出力として書き出 したりできます。

パラメーター
説明
cond_token
呼び出し元から提供された 16 バイトの条件トークン。
destination_code
「stderr」に書き出される 4 バイトの 2 進整数。 許容値は 2 のみです。
fc
この関数の結果を示す 16 バイトのフィードバック・コード。
表 1. __le_msg_get_and_write() のフィードバック・コード
コード 重大度 メッセージ番号 メッセージ・テキスト
CEE000 0 - - 関数の処理が正常に完了しました。
CEE0E2 3 450 メッセージ番号 message-number と機能 ID facility-id を持つ 条件トークンのメッセージ挿入が見つかりませんでした。
CEE0E3 3 451 無効な宛先コード destination-code がルーチン routine に 渡されました。
CEE0E6 3 454 機能 ID facility-id について、メッセージ番号 message-number が見つかりませんでした。
CEE0E9 1 457 メッセージ・ファイル宛先 ddname が見つかりませんでした。
CEE0EA 1 458 メッセージ・リポジトリー repository-name が見つかりませんでした。
CEE3CT 3 3,485 メッセージ・ファイル内でメッセージ番号を探していたとき、内部メッセージ・サ ービス・エラーが発生しました。
CEE3CU 3 3,486 メッセージをフォーマット設定していたとき、内部メッセージ・サービス・エラーが 発生しました。
CEE3CV 3 3,487 リポジトリー内の指定された範囲内でメッセージ番号を探していたとき、内部メ ッセージ・サービス・エラーが発生しました。

使用上の注意

  1. z/OS® UNIX System Services に関する考慮事項 -- マルチスレッド・アプリケー ションにおいて、__le_msg_get_and_write() は、起動するスレッドにのみ作用します。 複数のスレッドが「stderr」に書き込みを行う場合、出力は行別に整理されます。 出力行をまとめるには、「stderr」アクセスを (例えば、mutex を使用して) シリアライズしてください。

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