fp_read_rnd() - 丸めモードの判別

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
 

両方

OS/390 V2R6

形式

#define _AIX_COMPATIBILITY 1
#include <float.h>

fprnd_t fp_read_rnd(void);

機能説明

2 進数浮動小数点モードで稼働する アプリケーションの場合、fp_read_rnd() 関数は、浮動小数点 制御 (FPC) レジスターの丸めモード・フィールドで示される現行の丸めモード を戻します。16 進浮動小数点モードで稼働するアプリケーションの 場合、fp_read_rnd() は、0 を戻します。

注: この関数は、 10 進数浮動小数点丸めモード・ビットを戻すことも、更新することもしません。

戻り値

IEEE 2 進数浮動小数点モードで稼働するアプリケーションの 場合、fp_read_rnd() は、以下の値を戻します。
丸めモード
_FP_RND_RZ
0 に丸める。
_FP_RND_RN
近いほうの数に丸める。
_FP_RND_RP
+ 無限大に丸める。
_FP_RND_RM
- 無限大に丸める。

16 進浮動小数点モードで稼働するアプリケーションの 場合、fp_read_rnd() は、0 を戻します。

関連情報