__wsinit() - 書き込み可能静的変数の再初期化

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
C ライブラリー 両方  

形式

#include <unistd.h>

int __wsinit(void (*func_ptr)());

機能説明

__wsinit() 関数は、fetch() ライブラリー呼び出しによってロード されたモジュールの書き込み可能静的区域を再初期化します。func_ptr は、fetch() または fetchep() が戻した有効な取り出しポインターで なければなりません。モジュールに C++ が含まれている場合には、__wsinit() が最初に C++ 静的デストラクターを実行してから、__wsinit() がロード・モジュールに存在する静的コンストラクターを 実行します。

初期値が割り当てられている場合には、静的または外部ストレージ・クラスと書き込み可能ストリングをもつプログラム変数は、プログラムに定義されている初期値を受信します。C ヘッダー・ファイルには、POSIX、XPG4、および XPG4.2 標準によって定義された、これらの変数の外部変数宣言が入っています。取り出しモジュールにこれらの変数が含まれている場合には、__wsinit() はこれらを「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」に定義されているとおりに再初期化します。

戻り値

正常に実行された場合、__wsinit() は 0 を戻します。

正常に実行されなかった場合、__wsinit() は -1 を戻して、errno を次のいずれかの 値に設定します。
エラー・コード
説明
EINVAL
func_ptr は有効な取り出しポインターではありません。

関連情報