標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
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ISO C |
両方 |
#include <stdio.h>
char *gets(char *buffer);
#define _OPEN_SYS_UNLOCKED_EXT 1
#include <stdio.h>
char *gets_unlocked(char *buffer);
標準入力ストリーム stdin から複数バイトを読み取り、それを buffer で指定される配列に入れます。行は、最初の改行文字 (¥n) または EOF まで (その文字を含む) のすべての文字で 構成されています。gets() 関数は、改行文字を廃棄し、最後に読み取られたバイトのすぐ後ろに NULL 文字 (¥0) が入ります。エラーが発生すると、buffer に保管される値は未定義なものになります。
gets() は、type=record または type=blocked を使用してオープンしたファイルでは サポートされません。
gets() には、すべての読み取り操作、つまり直後に書き込みを行う読み取りや、直後に読み取りを行う書き込みなどの場合と同じ制限があります。書き込みと後続の読み取りの間には、介入フラッシュまたは位置変更が 必要です。読み取りと後続の書き込みの間でも、EOF に達していない限り、介入フラッシュまたは位置変更が必要です。
gets_unlocked() は、スレッド・セーフでないことを除いて、機能的に gets() と 等価です。この関数をマルチスレッドのアプリケーション内で安全に使用できるのは、 flockfile() 関数または ftrylockfile() 関数のどちらかへの呼び出しが成功した後のように、 呼び出しスレッドが (FILE*) オブジェクトを所有している間に、この関数を呼び出す場合だけです。
正常に実行された場合、gets() はその引数を戻します。
正常に終了しなかった場合は、gets() は NULL ポインターを戻し、エラーまたは読み取る文字のない EOF 状態を示します。
ferror() または feof() を使用すると、発生した条件を判別することができます。EOF に達するのは、データの最後のバイトを超えて読み取ろうとした場合だけです。 データの最後のバイトまで (最後のバイトを含む) 読み取ると、EOF 標識はオンになりません。
⁄* CELEBG18
This example gets a line of input from stdin.
*⁄
#include <stdio.h>
#define MAX_LINE 100
int main(void)
{
char line[MAX_LINE];
char *result;
printf("Enter string:¥n");
if ((result = gets(line)) != NULL)
printf("string is %s¥n",result);
else
if (ferror(stdin))
printf("Error¥n");
}