decfix() - 推奨されない符号変数の修正

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
C ライブラリー C のみ  

形式

#include <decimal.h>

decimal(n,p) decfix(decimal(n,p) pdec);

機能説明

組み込み関数 decfix() は、引数として 10 進型の式を受け入れ、型と値が引数と同じで、推奨される正しい符号の付いた 10 進値を戻します。この関数は引数の内容を変更しません。

パラメーター n は、1 と DEC_DIG の間の任意の整数値に することができます。パラメーター p は、0 と DEC_PRECISION の間の任意の整数値にすることができますが、 n 以下でなければなりません。DEC_DIG および DEC_PRECISION は、decimal.h 内で定義されます。

指定の引数の内容が固有パック 10 進数形式でない 場合、動作は未定義です。

例

#include <decimal.h>

char *ptr;
char mem[3] = { 0x01, 0x23, 0x4A };
decimal(4,0) *pp;
decimal(4,0) p;
int main(void) {
    pp = (decimal(4,0) *) mem;
    p = decfix(*pp);
    ptr = (char *) p;
    printf("Before decfix : %X%X%X¥n", mem[0], mem[1], mem[2]);
    printf("After  decfix : %X%X%X¥n", ptr[0], ptr[1], ptr[2]);
    return(0);
}
出力:
Before decfix : 1234A
After  decfix : 1234C

関連情報

親トピック: ライブラリー関数