fuser - オープン・ファイルを持つプロセスのプロセス ID をリストする

形式

fuser [–cfku] file …

説明

fuser コマンドは、ローカル・システムで実行されているプロセス で、名前の指定された 1 つ以上のオープン・ファイルを持っているすべての プロセスのプロセス ID を、標準出力に書き出します。file は、情報が報告 される対象となるファイルのパス名です。あるいは、–c オプション が使用されている場合には、情報が報告される対象となるファイル・システム上のファイルのパス名です。また、 このコマンドは、プロセスのユーザー名やプロセスがファイルを使用する方法を指示する文字などの補足情報を 標準エラーに書き込みます。

fuser は、ローカル・プロセスについてのみ報告し、リモー ト・プロセスについては報告しません。これは、 ユーザーがアクセスのための適切な権限を持っているプロセスに関する情報のみを表示します。他のユーザーに属するプロセスの情報にアクセス できるのはスーパーユーザーだけです。

オプション

–c
指定されたファイルがメンバーとして含まれて いるファイル・システム内のすべてのオープン・ファイルについて報告し ます。
–f
名前の指定されたファイルについてのみ報告しま す。これはデフォルトです。
–k
SIGKILL シグナルを各ローカル・プロセスに送りま す (ただし、fuser プロセスおよび fuser プロセスの親 プロセスには送りません)。 他のユーザーに属するプロセスを終了できるのはスーパーユーザーだけです。 このオプションは z/OS 拡張機能です。
–u
標準出力に書き出された各プロセス ID に関連 したユーザー名を標準エラーに書き込みます。

使用上の注意

fuser は、各プロセスのプロセス ID を標準出力に書き出します。fuser はまた以下のものを標準エラーに書き込みます。
  • コマンド行に指定された各ファイルのパス名。
  • プロセスがこのファイルを使用している方法を示す標識 (プロセス ID の後に書き込まれます)。
    –c
    プロセスはファイルを現行ディレクトリーとして使用しています。
    –r
    プロセスはファイルをルート・ディレクトリーとして使用しています。
    PID の後に文字が続いていない場合には、プロセスがオープン・ファイ ルを持っていることを意味します。
  • –u オプションを指定した場合、fuser はプロセ スの実ユーザー ID に対応するユーザー名を書き出します。

  1. /etc/magic ファイルを使用しているローカル ・プロセスのプロセス番号をリストするには、次のように入力します。
    fuser /etc/magic
    出力は以下のようになります。
    /etc/magic:  67109274 144
  2. /etc/magic ファイルにアクセスして いるプロセスに関連したユーザー名を表示するには、次のようにします。
    fuser -u /etc/magic
    出力は次のようになります。
    /etc/magic:  67109274(Steve) 144(Fred)
  3. ある特定のファイル・システムを使用しているすべてのプロセスを終了す るには、マウント・ポイント名かまたはそのファイル・システム内のファイルの名前を入力します。
    fuser -ku /u/home
    or
    fuser -kuc /u/home/code
    出力は次のようになります。
    /u/home/code:  111111c(Steve) 222222r(Erin) 333333(Garth)
    444444c(Steve) 555555r(Renata) 66666c(Angie)
    このコマンドはプロセス番号とユーザー名をリストします。その後、/u/home ファイル・システムを使用している各プロセ スへ削除シグナルを送信します。他のユーザーに属するプロセスを終了でき るのはスーパーユーザーだけです。 /u/home ファイル・システムをアンマウントしようと する場合にこのコマンドを使用することができますが、そのファイル・システムにアクセスしているプロセスがあると、それはできません。

終了値

0
正常終了
1
エラーが発生。

関連情報

killps