あるユーザーが複数の異なるクライアントを通じて IBM® Sametime® Community Server に既に接続している場合に、他のユーザーがこのログインユーザーとのインスタントメッセージングセッションを開始しようとすると、Sametime は、デフォルトのログイン順序を使用して、そのインスタントメッセージングセッションを受け取るクライアントタイプを特定します。優先ログインリストを使用して、デフォルトの順序の指定を変更することができます。
このタスクについて
Sametime Community Server は、デフォルトのクライアントタイプのリストを使用します。各タイプに、重みが事前定義されています。各ユーザーのログイン順序は、ログインタイプの重みに依存します。
1 番目のログインタイプは、重みが最も小さく、着信インスタントメッセージセッション用です。
Sametime でのログインタイプのデフォルト順序:
- Sametime Connect
クライアント クライアント
- Sametime Mobile Client
- Sametime プロキシクライアント
手順
- Sametime Community Server 上でテキストエディタを開きます。
- Sametime サーバーのインストールディレクトリ (Windows の場合のデフォルトディレクトリは C:¥program files¥ibm¥domino) にある sametime.ini ファイルを開きます。
- [Config] セクションで、デフォルト順序に優先するログインタイプ順序を指定します。ユーザーが複数のクライアントにログインしている場合、オフラインメッセージは最新リリースを実行するクライアントに送信されます (該当する場合)。このリリースのクライアントが使用不可である場合、オフラインメッセージはこのデフォルトの順序に基づいてクライアントに送信されます。
VPS_PREFERRED_LOGIN_TYPES=login_type1,login_type2
例:
VPS_PREFERRED_LOGIN_TYPES=130C,130B,130A,1308,1306,1304,1436,1435,1434,1433,1432,
1431,1430,14A3,14A2,14A1,14A0
ログインタイプのリストについては、 IBM サポート Web サイトの技術情報 1114318 を参照してください。
- sametime.ini ファイルを保存します。
- Sametime サーバーを再起動して、変更を有効にします。