Sametime 組み込み型クライアントでの受信ボックスの在席確認の有効化

すべての Sametime® 組み込み型クライアントで受信確認を有効にするには、管理対象設定 [在席状況の参照に、階層付きの名前を使用する] を使用します。Sametime 組み込み型クライアントで受信確認を機能させるには、この設定が必須です。管理対象設定を使用すると、すべての Sametime 組み込み型クライアントにこの設定をプッシュ配信できます。

このタスクについて

[在席状況の参照に、階層付きの名前を使用する] 設定を有効にすると、Domino LDAP ディレクトリに追加変更を加えずに、Sametime 組み込み型クライアントが Domino LDAP ディレクトリを使用して受信確認を表示できるようになります。組み込み型クライアントで受信確認を機能させるには、この設定を有効にする必要があります。これは、階層形式の名前は Sametime Community Server に送信され、そこから IBM Domino のディレクトリに送信されるためです。デフォルトでは、階層形式の名前は Domino LDAP ディレクトリ内で検索できません。また、この設定を有効にすると、Sametime 検索のパフォーマンスが向上します。これは、受信確認では Sametime の検索機能を使用することと、正規名を使用して作成した LDAP 検索要求に対して LDAP が高速に応答するためです。

以下の管理対象設定を使用すると、すべてのクライアントに正しい値を自動設定できます。

手順

以下の管理対象設定を使用すると、すべての Sametime 組み込み型クライアントに正しい値を自動設定できます。
<settingGroup name="com.ibm.collaboration.realtime.community">
<setting name="useCanonicalNamesOverride" value="1"/>
</settingGroup>

管理対象の設定設定の詳細については、managed-settings.xml ファイルを使用したクライアント設定の自動更新のトピックを参照してください。