IBM Notes フィーチャーパック 8 の新機能

IBM® Notes フィーチャーパック 8 では、メールの新機能が提供されます。

表 1 ではメールの新機能を説明します。

表 1. メール機能

機能

説明

インターネット形式の名前の表示

メールや会議招集のアドレスを指定するときに、ユーザーの入力に応じた名前とアドレスのリストが表示されます。この入力補完リストをカスタマイズして、IBM Notes® アドレスの代わりにインターネット形式の名前を表示できるようになります。[ファイル] > [プリファレンス] > [メール] をクリックします。次に [基本] タブをクリックして [表示名にインターネットアドレスを使用する] を選択します。

注: この機能を使用するには、管理者があなたのメールファイルをフィーチャーパック 8 テンプレートにアップグレードする必要があります。

メッセージの最初の部分の表示

この設定が管理者によって有効にされると、受信ボックスまたは個人フォルダのメッセージ上にカーソルを移動したときにメッセージの最初の 100 文字が表示されます。

[返信/転送] 用に読み取り専用の MIME メールコンテンツを維持する

IBM Notes の以前のリリースでは、複雑な HTML MIME メールメッセージを [返信/転送] のために準備する際に IBM Notes 編集者がこのような正確性を維持することはできませんでした。このリリースより、これらの MIME メッセージに返信または転送を行うときに、元のメッセージコンテンツが読み取り専用モードで表示されるようになり、受信者がそのコンテンツが最初に受信したものであることが分かるようになります。この設定は管理者によって有効にされる必要があります。また、この設定は IBM Notes Basic 版クライアントでは使用できません。