MobileFirst コマンド・ライン・インターフェース (CLI)

IBM MobileFirst™ Platform Operations Console の使用に加え、IBM MobileFirst Platform Command Line Interface (CLI) を使用してアプリケーションを開発および管理できます。 MobileFirst 開発プロセスの一部の局面は、CLI を使用して実行する必要があります。

接頭部が mfpdev のすべてのコマンドでは、以下のタイプのタスクがサポートされます。
  • MobileFirst Server へのアプリケーションの登録
  • アプリケーションの構成
  • アダプターの作成、ビルド、およびデプロイ
  • Cordova アプリケーションのプレビューおよび更新
mfpdev コマンドは、単独で使うことも、MobileFirst Operations Console と併用することも可能です。テスト、ビルド、およびデプロイメントのフローを自動化するために、スクリプトでコマンドを使用することもできます。

mfpdev コマンドには、対話モードと直接モードの 2 つのモードがあります。対話モードでは、オプションを指定せずにコマンドを入力すると、応答を求めるプロンプトが出されます。直接モードでは、オプションも含めて完全なコマンドを入力します。プロンプトは出されません。該当する場合、プロンプトは、アプリケーションのターゲット・プラットフォーム (コマンドを実行したディレクトリーによって判別される) のコンテキストに依存したものになります。キーボードの上下矢印キーを使用して選択項目間を移動し、目的の選択項目が強調表示され、その前に > 文字が表示されたら、Enter キーを押します。

一部の mfpdev コマンドでは、MobileFirst Server への接続が必要です。 MobileFirst Server がローカルでインストールされて実行されている場合、該当するコマンドはそれを自動的に検出してデフォルト・サーバーとして使用します (他のサーバーが明示的にデフォルトとして設定されていない場合)。

ヒント: MobileFirst Server の管理用に、別の一連のコマンドである mfpadm コマンドが使用可能です。 これらのコマンドについて詳しくは、コマンド・ラインを通じた MobileFirst アプリケーションの管理を参照してください。

IBM MobileFirst Platform Command Line Interface (CLI) (mfpdev コマンド) では、IBM MobileFirst Platform Foundation でサポートされるすべてのネイティブ・プラットフォームおよびハイブリッド・プラットフォーム用の開発がサポートされます。 ただし、Android プロジェクトは、Android Studio および Gradle を使用して作成する必要があります。Eclipse および ADT (Android Developer Toolkit) を使用して作成された Android プロジェクトは、mfpdev CLI によってサポートされません。 Eclipse ADT Android プロジェクトを Android Studio プロジェクトに変換する方法の説明については、Android 開発者 Web サイトの Migrating from Eclipse ADT を参照してください。

MobileFirst Platform CLI をインストールするには、MobileFirst Platform CLI のインストールを参照してください。