固定長文字 (CHARACTER) 型と可変長文字 (CHARACTER) 型

データベース サーバにより、固定長文字データと可変長文字データの格納領域がサポートされます。固定長 列には、実際のデータのサイズとは関係なく、定義済みのバイト数が必要です。文字 (CHAR) 型は、固定長です。例えば CHAR(25) 型列には、すべての値の格納域として 25 バイトが必要になるため、文字列「This is a text string」は 25 バイトの格納域を使用します。

可変長の 列サイズは、そのデータにより占有されるバイト数にできます。各国語可変長文字 (NVARCHAR) 型、可変長文字 (VARCHAR) 型、および ラージ可変長文字 (LVARCHAR) 型は、可変長の文字 (CHARACTER) 型です。例えば、VARCHAR(25) の列では、列値に 25 バイトまでの格納域が確保されますが、文字列「This is a text string」では、確保された 25 バイトのうちの 21 バイトのみが使用されます。可変長文字 (VARCHAR) 型では 255 バイトまでのデータを格納できます。IFX_PAD_VARCHAR 環境変数およびデータベース サーバが可変長文字 (VARCHAR) 型のデータ値と各国語可変長文字 (NVARCHAR) 型のデータ値を送受信する方法を制御するこの変数の設定については、「IBM Informix SQL ガイド: リファレンス」を参照してください。

最大行サイズは 32,767 バイトに制限されているため、約 195 を超える可変長列または行 (ROW) 型列を持つ単一の表は作成できません。