Liberty サーバーの手動作成
コマンド行からサーバーを作成することができます。
始めに
ここで説明されているように、または 開発者ツールを使用した Liberty サーバーの作成で説明されているように、サーバーを作成できます。
手順
結果
サーバーが正常に作成されると、 Server
server_name created. というメッセージを受け取ります。
指定したサーバーが既に存在する場合、サーバーは作成されず、次の例外メッセージを受け取ります。
CWWKE0005E: The runtime environment could not be launched.
CWWKE0045E: It was not possible to create the server called server_name because
the server directory C:\wlp\usr\servers\server_name already exists.新規サーバーの名前のディレクトリーが ${wlp.user.dir}/servers ディレクトリーの下に作成され、 新規サーバーの構成が含まれます。 新規サーバーの HTTP ポート番号がデフォルト値として設定され、 簡単に編集できるように、生成される server.xml ファイル内に示されます。 これらの値は、 同じディレクトリー内の bootstrap.properties ファイル内で変数を使用して設定することもできます。 詳しくは、 Liberty ブートストラップ・プロパティーの指定を参照してください。
次の作業
カスタム構成からの Liberty サーバーの作成
必要な任意の環境に合わせて、カスタム構成からサーバーを作成することができます。
このタスクについて
Liberty サーバー スクリプトの作成コマンドには、 --template オプションがあります。 このオプションを使用して、製品拡張の templates/servers/<template-name> サブディレクトリー内にあるカスタム構成からのサーバー作成をサポートできます。 カスタムサーバーテンプレートには、少なくとも server.xml ファイルを含める必要があります。また、任意の構成ファイルを含めることができます。例えば、 bootstrap.properties や jvm.options などです。
手順
以下のコマンドを実行し、
--template オプションを使用してサーバーを作成します。server create --template=<extension-name>:<template-name>