開発者ツールを使用した OSGi アプリケーションのトラブルシューティング

WebSphere Developer Tools で osgiAppConsole-1.0 フィーチャーを構成し、 それを使用して OSGi アプリケーション関連の問題の判別と分析を行うことができます。

始めに

  • WebSphere Developer Tools for Eclipse および WebSphere® Application Server Libertyをインストールします。 ダウンロードしたインストール・ファイルを使用してツールをインストールできます。
  • 実行中の Liberty サーバーに OSGi アプリケーションをデプロイします。
  • osgiAppConsole-1.0 フィーチャーは、ダウンロードした圧縮ファイルの一部として入手可能です。 このフィーチャーがまだインストールされていない場合は、以下のコマンドを使用して Liberty Repository からインストールします。
    bin\installUtility install osgiAppConsole-1.0

手順

  1. server.xml ファイルで osgiAppConsole-1.0 フィーチャーを構成します。
    <featureManager>
      <feature>osgiAppConsole-1.0</feature>
    </featureManager>
  2. セキュリティー構成を追加します。

    以下の例は、基本許可と HTTPS セキュリティーを使用し、admin ロールを含むサンプルのセキュリティー構成を示しています。

    <httpEndpoint httpPort="9080" httpsPort="9443" id="defaultHttpEndpoint"/>
    <keyStore id="defaultKeyStore" password="Liberty"/>
    <quickStartSecurity userName="admin" userPassword="password"/>
  3. 以下のいずれかのタスクを実行して、 OSGi アプリケーション・コンソール または OSGi 共有バンドル・コンソール を開始します。
    • 以下のようにして、「OSGi アプリケーション・コンソール」を開始します。
      1. 「サーバー」ビューで、OSGi モジュールを右クリックします。
      2. 「OSGi アプリケーション・コンソールの起動 (Launch OSGi Application Console)」を選択します。

      ツールが開いたブラウザーに、「OSGi アプリケーション・コンソール」ページが表示されます。

    • 以下のようにして、「OSGi 共有バンドル・コンソール (OSGi Shared Bundle Console)」を開始します。
      1. サーバーを右クリックします。
      2. 「ユーティリティー」 > 「OSGi 共有バンドル・コンソールの起動」を選択します。

      ツールが開いたブラウザーに、「OSGi 共有バンドル・コンソール (OSGi Shared Bundle Console)」ページが表示されます。