サーバー環境ファイルを作成および編集します。 開発者ツールを使用すると、サーバー・スクリプト環境変数、デフォルトの Java™ 仮想マシン (JVM) オプション、およびサーバー・ブートストラップ・プロパティーを簡単に指定できます。
このタスクについて
サーバー・スクリプト環境変数を指定するために server.env ファイルを作成します。 デフォルトの JVM オプションを指定するために jvm.options ファイルを作成します。 サーバー・ブートストラップ・プロパティーを指定するために bootstrap.properties ファイルを作成します。 これらのファイルがサーバーに影響を与えるのは、起動時のみです。 サーバーの稼働中にこれらのファイルを作成または編集した場合は、変更を反映するためにサーバーを再始動してください。
手順
- 「サーバー」 ビューから、サーバーを右クリックして新規サーバー環境ファイルを作成します。
- 次のいずれかのオプションを選択して、新しいサーバーを作成および保管します。
- bootstrap.properties ファイルを作成するには、 を選択します。
- server.env ファイルを作成するには、 を選択します。
- jvm.options ファイルを作成するには、 を選択し、 jvm.options ファイルの以下のいずれかの場所を選択します。
- ${server.config.dir}
- サーバー構成ディレクトリーにファイルを作成します。
- ${wlp.install.dir}/usr/shared
- Liberty インストール・ディレクトリーの usr/shared サブディレクトリーにファイルを作成します。 このファイルは、サーバーがデフォルト・ユーザー・ディレクトリー ${wlp.install.dir}/usr にある場合に、リモート・サーバーでのみ使用可能です。
- ${server.config.dir}/configDropins/defaults
- サーバー構成ディレクトリーの configDropins/defaults サブディレクトリーにファイルを作成します。
- ${server.config.dir}/configDropins/overrides
- サーバー構成ディレクトリーの configDropins/overrides サブディレクトリーにファイルを作成します。
- 新規ファイル用にエディターが表示されたら、ファイルを編集し、変更を保存します。
- オプション: 以下のタスクを実行して、後でファイルを編集します。
- ファイルが表示されるまで、 「サーバー」 ビューでサーバーを展開します。 ファイルをダブルクリックしてエディターで開きます。
- ファイルが表示されるまで、 「エンタープライズ・エクスプローラー」 ビューまたは 「プロジェクト・エクスプローラー」 ビューでランタイムのプロジェクトを展開します。 ファイルをダブルクリックしてエディターで開きます。 ${wlp.install.dir}/usr/shared ディレクトリー内の jvm.options ファイルを開いて表示できるのは、ランタイムのプロジェクトを展開した後のみです。