このフィーチャーによって、サーバー・ランタイム環境とアプリケーションを保護するためのサポートが有効になります。これには基本ユーザー・レジストリーも含まれます。 このフィーチャーは、appSecurity-1.0 の置き換えであり、servlet-3.0 は組み込まれないほか、LDAP ユーザー・レジストリーもサポートしません。 Web アプリケーションを保護するには、servlet-3.0 フィーチャーを追加してください。 EJB アプリケーションを保護するには、ejbLite-3.1 フィーチャーを追加してください。 LDAP を使用するには、ldapRegistry-3.0 フィーチャーを追加してください。 appSecurity-2.0 フィーチャーをサーバーに追加する際は、基本ユーザー・レジストリーや LDAP ユーザー・レジストリーなどのユーザー・レジストリーの構成が必要になります。
このフィーチャーを使用可能にする
Application Security 2.0 フィーチャーを使用可能にするには、次のエレメント宣言を server.xml
ファイルの featureManager
エレメント内に追加します。
<feature>appSecurity-2.0</feature>
フィーチャー構成エレメント
このフィーチャーが提供する Liberty API パッケージ
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com.ibm.websphere.security.auth.callback
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com.ibm.wsspi.security.auth.callback
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com.ibm.wsspi.security.common.auth.module
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com.ibm.wsspi.security.tai
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com.ibm.wsspi.security.token
このフィーチャーが使用可能にするフィーチャー
サポートされる Java バージョン
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JavaSE-1.8
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JavaSE-11.0
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JavaSE-17.0
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JavaSE-21.0
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JavaSE-22.0
このフィーチャーを使用可能にするフィーチャー
このフィーチャーに依存するフィーチャーの開発
このフィーチャーに依存するフィーチャーを開発する場合は、フィーチャー・マニフェスト・ファイル内の Subsystem-Content
ヘッダーに次の項目を含めます。
com.ibm.websphere.appserver.appSecurity-2.0; type="osgi.subsystem.feature"