[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

フィックスパックのインストールおよびアンインストール

IBM® Installation Manager を使用して、ご使用の製品のサービス・レベルで使用可能なフィックスパックで製品を更新できます。 フィックスパックをアンインストールして以前にインストールされていたレベルにすることは、ロールバック と呼ばれます。

事前処理

WebSphere® Application Server およびその関連ソフトウェアのアップグレードに関する最新情報については、 IBM ソフトウェア・サポート・センターおよび Fix Centralを参照してください。

WebSphere Application Server とその関連ソフトウェアで使用可能なフィックスパックのリスト、および各フィックスパックに固有の情報については、以下のアクションを実行してください。

  1. Fix Centralにアクセスします。
  2. 「製品の選択」タブを選択します。
  3. 製品グループとして 「WebSphere」を選択します。
  4. 製品で、WebSphere Application Server を選択します。
  5. 更新する製品のバージョンを選択します。
  6. プラットフォームで、使用するオペレーティング・システムを選択し、「次へ進む」をクリックします。
  7. 「フィックスの参照」を選択し、 「続行」をクリックします。
  8. 各フィックスの下の「詳細情報」をクリックすると、フィックスに関する情報が表示されます。

このタスクの概要

重要: Installation Manager は、製品の任意のフィックスパック・レベルを直接インストールできます。実際、 Installation Manager はデフォルトで最新レベルをインストールします。 例えば、フィックスパック・レベルをスキップし、バージョン 9.0.0.1 から 直接バージョン 9.0.0.5 へと進むことができます。 ただし、レベルをスキップした場合は、後でそれらのレベルにロールバックできないことに注意してください。 例えば、バージョン 9.0.0.5 を直接インストールした場合、バージョン 9.0.0.3 にロールバックすることはできません。 バージョン 9.0.0.1 からバージョン 9.0.0.5 へとスキップした場合、 バージョン 9.0.0.1 にのみロールバックできます。 インストールは、必要に応じて適切に計画する必要があります。

フィックスパックがインストールされると、インストール済みのインテリム・フィックスに更新後のフィックスパック・レベルに適用されるものがある場合、Installation Manager はそれらを自動的に再適用します。 更新されたフィックスパックに当該のフィックスが含まれている場合など、適用されないインテリム・フィックスはアンインストールされます。 場合によっては、Installation Manager がアンインストールしなければならないインテリム・フィックスがあって、それを手動で再適用することが必要になることがあります。 例えば、当該フィックスを含んでおらず、更新されたインテリム・フィックス・レベルを必要とするフィックスパックに更新する場合があります。 手動で再適用する必要があるインテリム・フィックスがある場合、Installation Manager はユーザーに通知します。 どのインテリム・フィックスがインストールされているかは、versionInfo -ifixes コマンドを実行して確認できます。

移行ユーザーの場合: 他の製品オファリングとは異なり、 IBM SDK, Java™ Technology Edition の個々のフィックスは、インテリム・フィックスとしてではなく、更新されたタイム・スタンプ付きのフィックスパックとしてパッケージ化されます。 これらのフィックスをインストールするには、このセクションの指示に従ってください。 IBM Java SDK について詳しくは、 Installing and updating IBM SDK, Java Technology Edition on distributed operating systemsを参照してください。
ヒント: IBM Packaging Utility を使用して、インストールするすべてのフィックスを含む新しいローカル・リポジトリーまたは Web ベース・リポジトリーを生成できます。その後、 Installation Manager を使用して、すべてのフィックスパックをグループとして製品を更新します。 Packaging Utilityの使用については、 IBM Installation Manager の資料を参照してください。
[IBM i]問題の回避: IBM i グループ PTF は、 WebSphere Application Server バージョン 9.0では提供されなくなりました。 最新の WebSphere Application Server フィックスパックを IBM iにインストールするには、 WebSphere Application Server for IBM iにリストされている必要な累積パッケージとグループ PTF レベルを適用する必要があります。 IBM Web Administration for i コンソール または Installation Managerを使用して、フィックスパックを適用します。
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]重要: Network Deployment セルでは、デプロイメント・マネージャー・ノードは、セルのアプリケーション・サーバー・ノードと同じかそれ以降のサービス・レベルでなければなりません。 デプロイメント・マネージャー・ノードを新しいサービス・レベルに必ずアップグレードしてください。