データ・アクセス・リソースのトラブルシューティング

このページは、データ・アクセスに関する情報を検索するための開始点となります。 異なるエンタープライズ情報システム (EIS) では、 データの保管に異なる方法を使用します。 これらのバックエンド・データ・ストアは、 リレーショナル・データベース、プロシージャー型トランザクション・プログラム、 またはオブジェクト指向データベースである可能性があります。

柔軟な IBM WebSphere® Application Server には、以下のように情報システムのバックエンド・データ・ストアにアクセスするためのオプションがいくつか用意されています。

  • JDBC 4.0 API、JDBC 3.0 API、または JDBC 2.0 オプション・パッケージ API を使用して、データベースに対し直接プログラミングする。
  • 各種の J2EE コネクター・アーキテクチャー (JCA) 1.0 または 1.5 準拠のコネクターを介してプロシージャー型バックエンド・トランザクションにプログラミングする。
  • JDBC API または JCA 準拠のコネクターを介してバックエンド・ストアに間接的にアクセスする Bean 管理パーシスタンス (BMP) Bean またはサーブレット内でプログラミングする。
  • コンテナー管理パーシスタンス (CMP) Bean を使用する。
  • IBM Data Access Bean を使用する。 この場合も JDBC API を使用しますが、強固な機能とフィーチャーのセットが用意されているため、 リレーショナル・データベースへのアクセスに伴う複雑さを気にせずにすみます。

サービス・データ・オブジェクト (SDO) は、プログラマーが XML 文書と Java オブジェクトのいずれの観点からデータを考える場合でも、メッセージおよびデータを全般的に抽象化することによって、プログラマーの作業を単純化します。 SDO は、基礎となるデータ・アクセス・テクノロジー (JDBC、RMI/IIOP、JAX-RPC、JMS など) およびメッセージ・トランスポート・テクノロジー (java.io.Serializable、DOM オブジェクト、SOAP、JMS など) のプログラマーにとっての複雑さを除去します。