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STDDEV 集約関数

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              .-ALL------.                  
>>-STDDEV--(--+----------+--expression--)----------------------><
              '-DISTINCT-'                  

スキーマは SYSIBM です。

STDDEV 関数は、一連の数値の標準偏差 (/n) を戻します。 STDDEV の計算に使用される公式は以下のとおりです。
   STDDEV = SQRT(VARIANCE)
上記で、SQRT(VARIANCE) は分散の平方根です。

引数には、数値を指定しなければなりません。

引数が DECFLOAT(n) の場合、結果は DECFLOAT(n) になります。それ以外の場合、結果は倍精度浮動小数点値になります。 結果は NULL 値の場合もあります。

この関数は、引数の値から NULL 値を除いて求めた値の集合に対して適用されます。 DISTINCT を指定すると、重複する値は除去されます。 数値的に等しい 10 進浮動小数点値に関して DISTINCT 節を解釈するとき、値の中の有効数字桁数は考慮されません。 例えば、10 進浮動小数点数 123.00 が、10 進浮動小数点数 123 と区別されることはありません。 照会から戻される数の表記は、検出された表記のいずれかになります (例えば 123.00 か 123 のいずれか)。

この関数が空のセットに適用されると、結果は NULL 値になります。 それ以外の場合、結果はそのセットの値の標準偏差になります。

値を集計する順序は定義されていませんが、 すべての中間結果は結果のデータ・タイプの範囲内になければなりません。

例: